旧HBC跡地に26階建てビル2024年2月開業予定
北1西5にあった旧HBC跡地に、複合ビルが建設予定です。
NTTグループの不動産会社「NTT都市開発」が跡地に複合ビルを計画中。
NTT都市開発は全国で60以上のプロジェクトがあり、地域の持つ歴史や文化を引き出す都市開発を行っている会社です。
新しく建設されるビルは、地下2階、地上26階建てで北棟と南棟の2棟構成を予定しています。
引用:NTT都市開発
南棟は北1条通りと面しているため、北一条地下駐車場や地下歩道に直結しています。
引用:NTT都市開発
北棟
17階から26階 ホテル
3階から16階 オフィス
地下から2階 店舗・広場
南棟
2階から7階 インキュベーションオフィス
となっています。
インキュベーションスペースとは、コワーキングスペースやスモールオフィス等、多彩なオフィスでの働き方に対応できるオフィスです。
アトリウムやテナント専用のラウンジ等もあり、さらには交流を促進するようなイベントラウンジも計画しているようですよ。
地下通路直結で利便性の高い立地
場所は、北棟は道庁赤レンガ庁舎庭園が目の前に見える場所です。
26階建てなので高層階からは、道庁赤レンガ庁舎や庭園をはじめ札幌駅やテレビ塔も見えることでしょうね。
南棟は北一条通り面しているため、北一条地下通路と直結しており便利です。
大通駅からも天気に左右されることなく地下歩道で徒歩7,8分で行くことができます。
隣にはお菓子の北菓楼と札幌中央警察署、すぐ近くに札幌グランドホテルということで歴史ある建物に囲まれています。
引用:NTT都市開発 北1西5イメージ図
写真:中央警察署
写真:北菓楼
警察署と北菓楼の間にある「ニレの木」の奥に南棟入口ができる模様です。
このあまり幅がない場所にどのように新ビルができるのか楽しみです。
ビジネス・交流の拠点へ
ビル開発のコンセプトは「札幌の新たなビジネス・旅・賑わいの発信拠点の創造」とのことです。
ホテルにはビジネス客や観光客が来て賑わいますし、オフィスには多様な働き方ができる人が集い、新たなビジネスを発信していけるような環境づくりをするということですね。
実際に南棟ではベンチャー企業やスタートアップ企業とのマッチング・異業種交流を活性化させる仕組みを検討しているようです。
コロナ禍において、広々とした空間や高い天井をはじめNTTグループのビル建設なので最新のICTも期待できますね。
ビル専用アプリから、会議室やフリースペース、トイレの空き状況までわかる環境になる予定です。
引用:NTT都市開発
密にならないようにアプリを活用しつつ、交流の場もつくるって難しいことですよね。
まとめ
土地の形だけみると異形なのでどのような感じか想像つきませんでしたが、実際にイメージ図が上がると収まりがいい感じですね。
北一条通地下歩道からも直結ですし、ビジネス拠点としても観光拠点としていい立地。
最新ビルの周りに緑いっぱいで、かつ歴史ある建物が周りにあるというのも魅力。
駐車場があることで車の利用が多い道民や市民にとっても、行きやすい場所となるのではないでしょうか。
2024年2月竣工予定です。
(仮称)北1西5計画 ←ページはこちら