雪と光に包まれる冬、食の祭典で賑わう秋、踊りで街が躍動する初夏。
札幌のイベントは、季節ごとに異なる魅力で観光客や市民を魅了します。
実は、札幌のイベントには年間で数百万人が訪れ、経済効果は数百億円規模にもなるんです。
では“札幌で最も人気のイベント”はどれでしょう?
今回は「札幌の人気イベント来場者数ランキング」と、札幌市民の関心度もあわせて紹介します。
来場者数ランキングトップ5
1位→さっぽろオータムフェスト(9月中旬~10月上旬)
北海道グルメが大通公園に集結する秋の食イベント。
来場者数:過去最多250万人超(2024年)
※
約300店舗が出店し、観光消費額も大きい。
2位→さっぽろ雪まつり(2月)
国内外から集客する札幌最大のイベント。
2025年の来場者数は約232万人と雪まつりの歴代1位です。
巨大雪像・氷像、プロジェクションマッピング、
3位→YOSAKOIソーラン祭り(6月)
初夏の札幌を彩る踊りの祭典。
来場者数:約211万人(2025年)過去最高来場者数
約270チーム・参加者27,000人が演舞を披露。
4位→さっぽろホワイトイルミネーション(11月~3月)
ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo(11月下旬~12月下旬)も同時開催
来場者数は約168万人(2024年) が最新の公表値です。
※2025年の正式な数字はまだ公表されていませんが、例年 150万~170万人規模で推移しています。
長期間開催で観光客・市民に人気。
5位→さっぽろ夏まつり(7月~8月)
大通ビアガーデンを中心に開催。
来場者数:約98万人(ビアガーデン単体、2025年)
北海盆踊りやすすきの祭りも同時期に開催。
オータムフェスト・雪まつり・YOSAKOIは200万人超の集客力を誇る「三大イベント」。
みなさん予想通りでしたか?^^
札幌主要イベントの経済効果について
観光都市札幌の大規模イベントは単なる「お祭り」ではなく、市域の観光・経済を支える重要な柱となっています。
こうしたイベントがあることで、国内外から観光客が訪れ、宿泊・飲食・交通・買い物等多方面で消費が生まれ、地域経済の活性化に直結します。
例えば、
オータムフェストも約250万人で350億円規模、
こうしたデータから、
※YOSAKOI、夏まつり、クリスマス市 などについては公開データを見つけることができませんでした。
札幌市民のイベントの意識調査
札幌市では毎年「文化芸術意識調査」を実施しており、多くの市民が市主催の文化・芸術イベントを認知しています。
「行ったことがある/行きたい」と答えている人も一定数います。
これは、札幌のイベントが市民にとって身近な文化的な営みとして受け入れられていることの目安になります。
しかし、全イベントを対象に「どのくらいの人が参加しているか」「どこまで満足しているか」を示す統一データは、今のところ公開されていないようです。
個人的には、人によって感じ方が大きく違うと思います。好きな人は行くし、関心がない人は行かない、というのが現実でしょう。
自分も、YOSAKOIソーラン祭りがまだマナーが悪かった時代には、混雑や騒音で少し嫌だと感じることもありました。
今では、観客として恐縮するほどマナーが良く、見に行くとチームの演舞は豪華絢爛。すばらしい躍動感に心を奪われ、自然と関心を持つようになりましたよ。
まとめ
札幌のイベントは、四季の魅力を活かした観光コンテンツとして国内外から注目されています。
冬は「雪と光」、初夏は「踊り」、夏は「祭りとビール」、秋は「食と文化」。
観光客が訪れる大規模イベントから、地域に根ざした伝統の祭りまで、その幅は非常に広く国内外から多くの人々を惹きつけています。
市民にとっても、季節の変化を楽しみ街を身近に感じられる重要な存在となっています。
ただ、イベントのない札幌中心部も、実は静かで心地よい時間が流れています。
いつもは多くの人で賑わう場所が、ふと静寂に包まれると、どこか特別な雰囲気。
ゆっくりと街を歩き、普段とは違う札幌の一面に出会えるのも、魅力のひとつです。
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