札幌-再開発

札幌駅東側旧卸センター跡地再開発 マンション・ホテル・病院が2025年開業予定

トリプルタワー

旧卸売センター周辺再開発

札幌駅北口から徒歩7分、北6東2・東3の再開発工事が進められています。

「北6東2」「北6東3」「北6東4」の3街区同時再開発ということで始まり、北6東4には元この場所にあった札幌総合卸センターの卸会社が入っている13階建ての『de AUNE(デ・アウネ)札幌』が2019年に竣工。

東2丁目、東3丁目は、元あった卸センターの建物が解体され病院、マンション、ホテルが建築中です。

詳細をみていきましょう。

トリプルタワー

写真:左がホテル、右側がマンション 2023年5月現在

ホテル・マンション・都市公園

北6東2にはマンション2棟とホテルが建設されます。

マンションは大京・京阪・ミサワホームの共同体で建設。

「THE SAPPORO TOWERS」は、ツインタワーレジデンスで各30階建て。

ウエストタワー、イーストタワーの2棟構成ですぐ近くには小さな都市公園ができる予定。

各197戸で高さは約100m。

北海道初の長期優良住宅認定タワーに認定されています。

近くに北ガス本社がありますが、電力会社から直接的に電力供給していたり、ガスエンジンの発電機も使用できます。

災害にも強く安心して暮らせる住まいというのが特徴です。

また、都市公園もできるので、四季折々の植物が楽しめますしマンションの共有施設を彩ります。

西棟、東棟でスケジュールは異なりますが2025年8月に全面開業予定となっています。

※開業予定日ウエストタワー(2025年3月)/イーストタワー(2025年8月)

北6東2

そして北6東2にできるホテルは大手カタログ通販のベルーナが建設中です。

「SAPPORO HOTEL by GRANBELL」(仮称)は、地下2階地上26階建。

こちらは高さが99.79mということなので、3棟同じくらいの高さになります。

トリプルタワーですね。

札幌最大級となる約605室の客室が整備される予定で、上質で広い客室とスパやレストラン、ジムができる予定。

ベルーナは、札幌のホテル業に積極的で「札幌グランベルホテル(2021年4月開業)」や「すすきのグランベルホテル(2021年9月開業)」を新設オープンしています。

更に、「定山渓ビューホテル」を買収後リブランドオープン(2021年8月開業)させました。

北6東2のベルーナのホテルは2024年10月にオープン予定となっています。

hotel

私がTvh「けいナビ」に出演させていただいた時も紹介させていただきました!

~3分35秒くらいまでが北6東2,3です。下記マンションは北8西1

北6東3カレス記念病院

北6東3には最先端医療を取り入れた「カレス記念病院」が建設されています。

8階建てで病院棟は検査・手術・リハビリ・緩和ケアと5階までをフロアごとに分けて、6階以上が入院のための個室となっています。

地下に駐車場を完備で約190台分とのこと。

病室は全室個室で、ナースセンターを廃止、医療用ロボットを導入等、医療の技術革新をすべく構想が練られている病院となります。

「※インテリジェントホスピタル」というそうです。

(※色々な院内業務や医療施設が高度に情報化された病院)

最先端の医療機器や医療ロボットがある医療関係者にもやさしい病院ということになります。

商業施設も入る模様。

カレス病院

マップ

引用:カレスサッポロ

2025年4月に開院予定となっています。

カレスサッポロ公式ページはコチラ

まとめ

札幌駅の近い場所に、マンション・ホテル・病院ができるということは間違いなく人の流れが変わっていくこととなります。

創成川東側に新幹線札幌駅の建設があることで、創成川横断デッキの話もでています。

北6東2は徒歩7分程ですが、再開発で周辺が変わることで現在よりもずっと近くに感じる日がくるだろうと思います。

距離感

札幌駅と北6東2の間にある札幌中央郵便局がどうなるかも気になるところです。

札幌中央郵便局は1985年にできた建物で築37年が経っているため今後5年から10年の間に建て替えもしくは別の建物の話があがってくるかもしれません。

変わっていく札幌駅周辺再開発、今後も追っていきます。