札幌駅前通り再開発まとめ2022年8月現在
札幌駅前通りは、札幌駅南口を起点とした札幌市のメインストリートです。
たくさんの商業施設やオフィスビルが並んでいますが、都市開発によりビルの大規模化・複合化が進んでいます。
見上げればクレーンが見える現在の札幌の中心部。
札幌駅前通りの札幌駅から大通駅までの2022年8月現在の様子と今後の予定を見ていきます。
札幌駅南口再開発
近々にせまっているところでは2022年9月末で商業施設のパセオの閉店、2023年夏のエスタの閉店があります。
両方で約320店舗が入っていますが、各店舗により対応は様々で他の商業施設に移ったり別店舗を構えたり、店舗を減らしたりもしているようです。
エスタ閉店後の複合ビルを建設予定ですが、現在あるバスターミナルを含む札幌の交通結節点となる施設になる予定です。
引用:JR北海道
更に、現在青空駐車場となっている北5西1には、43階建てのタワービルができる予定で現在のJRタワー173mを超す北海道一の高さ245mとなります。(2028年完成予定)
北海道新幹線札幌駅延伸に伴い新タワービルと接続され、更にエスタ跡の商業施設とも連結される予定です。
引用:札幌市
北4西3仮称)ヨドバシタワー建設予定地
札幌駅南口をでて信号を渡るとすぐの場所にある北4西3は、仮称)ヨドバシタワーができる場所です。
仮称)ヨドバシタワーは地下6階、地上35階で高さが約200mとなっています。
引用:札幌市
札幌駅南口の再開発と連携して整備していく予定。
札幌の顔である札幌駅前の内外を調和したデザインで統一させるのが狙いです。
引用:札幌駅周辺エリア再整備の基本的な考え方
また、地下には地下鉄さっぽろ駅や地下通路があるためうまく連携して歩行者の導線を確保する予定です。
すでにヨドバシタワーの地下には歩行者地下通路や広場が予定されています。
引用:札幌市
地下鉄南北線のホーム拡張も決まっていますよ。
2022年8月現在は青空駐車場の状態です。
このビルができることで駅前の景色は大きく変わるでしょうね。
第一生命ビルはオープンスペースあり
北3西4にある第一生命ビルも建設中で「D-LIFEPLACE札幌」として生まれ変わります。
写真:解体前の第一生命ビル
新しいビルは13階建てでチカホ直結のオープンスペースができる予定。
引用:札幌駅前通りまちづくり株式会社
引用:札幌駅前通りまちづくり株式会社 チカホ側
自然の光や緑が感じられる快適なオープンスペースで、施設利用者や観光客はもちろん札幌市民も利用することができます。
現在は大きなクレーンがあり、足場が6階位まであるようです。
2023年5月竣工予定。
ヒューリック札幌ビル第一期工事完了
北3西3のヒューリック札幌ビルは2棟構成になっており、1棟ずつ建て替えて後から連結する予定です。
第一期であるヒューリックノース33ビルの建て替えはほぼ終わっています。
Ⅱ期に解体予定のヒューリックビルはみずほ銀行札幌支店が入居していますが、2022年9月12日には隣に新しくできたビルへ移転予定です。
今度はこちらのヒューリックビルが解体し建て替え予定です。
引用:ヒューリック株式会社
2025年6月に竣工予定。
北海道ビル建て替え
札幌グランドホテルと隣り合っている「北海道ビル」も建て替え予定です。
1962年のビルなので老朽化、耐震も現在には見合わないためです。
何度か改修工事をしており外観はその古さを感じさせません。
でも、近づいていくと歴史の重みも感じられます。
2022年度内の閉館が決まっています。
まとめ
札幌駅前通りの札幌駅から大通駅の間にある再開発案件をまとめてみました。
あちこちで工事が進んでいると前はここは何があった場所だっけ・・・となりますよね。
個人的には商業施設が減ることにより、新しいビルができるまでの間、各店舗の行き先がどこになるのか興味があるところです。
札幌駅西口をでてすぐにサツエキブリッジも閉館しています。
写真:サツエキブリッジ 2022年6月にて閉館
人口減に入った札幌市にたくさんのオフィスビルや商業施設は今後どのようなテナントが入ってくるのか心配でもあり期待もあります。
https://sapporokara.com/2022/07/18/office-2/
札幌駅前通り大通りからすすきの再開発まとめはまた今度。