北5西1札幌駅前再開発でタワービル建設
2029年秋ごろを竣工目標としている「北5西1・西2札幌駅前再開発」では、地下4階・地上46階建てという、現在の北海道では1番高いビルができる予定です。
札幌市内で現在1番高いビルといえば、道民・市民ならみんな知っている札幌駅前のJRタワービルです。
JRタワーは高さ173m、38階建てです。
再開発でできる予定のタワービルは、高さ約245m、46階建てということなので北海道内でも断トツの高さとなります。
他の主要な超高層ビルと比べてみましょう。
あべのハルカス 高さ300m
六本木ヒルズ森タワー 高さ296m
横浜ランドマークタワー 高さ296m
大阪府咲洲庁舎 コスモタワー 高さ256m
札幌駅前再開発タワービル 高さ約245m(建設予定ビル)
名古屋 JRセントラルタワーズが 高さ245m
東京都庁 高さ243m
サンシャイン60 高さ240m
SHIBUYA SKY(渋谷スカイ) 高さ230m
浜松アクトタワー 高さ213m
※順位ではありません。比較対象としてあげたもの
他の都市のタワービルと比較すると・・・
えぇ?!札幌にこんな高いビルを造ってもいいの?!と思うのは私だけではないはず💦
高齢化、人口減が顕著、コロナでオフィスビル離れ等あるためどういった企業やホテルが入るのか今から気になるところです。
そう東京都庁よりも高さがあるビルなんです。
でも、札幌市としては2030年のオリンピック、パラリンピックを招致したいので世界に通用する都市として駅前にはドドンと大きな建造物を建てたいのではないかと思います。
新タワービルは、現在のJRタワーと同様で高層階にホテルやオフィス、そして低層階には商業施設とバスターミナルを配置する予定です。
札幌駅前が交通結節点となり、新幹線・JR在来線・バス・地下鉄・タクシーと集約してり乗り継ぎが楽にできるようになります。
超高層(タワー)ビルの定義
「超高層ビル」(タワービル)って高さの定義がないようなんですよ。
高さや階数で定義されていないので、なかなかどこまでとはいえないんです。
法律でも「超高層」という言葉は使用していないですし、建築基準法では高さが60mを超える建築物となっています。
新宿の景観形成ガイドラインや航空法でも「高さ60mを超える建築物」となっているそうです。
広辞苑では15階以上または100m以上の高さとなっています。
本当にバラバラですよね。
札幌にある超高層ビルの順位
100m以上にしても札幌にはたくさんのビルがあります。
1位は「JRタワー」で、2位は札幌駅北口前にある「D’グラフォート札幌ステーションタワー」。
(※札幌テレビ塔は147.2mですがビルではないので除く)
写真:D’グラフォート札幌ステーションタワー
2007年にできた人気のマンションですが、現在でも2LDKで約6000万というお値段です。
最近できたビルで、この10位以内に入ってきたのが北1西1創世スクエアのみ。
でも、札幌の再開発はどんどん進められているのでこの順位も今後様変わりしてきます。
建築予定ですでにわかっているものからあげていくと、
・北4西3西武跡地にできるタワービルは約200mの予定。
・札幌駅から徒歩1分の北8西1 ONE札幌ステーションタワー は、高さ175mとなっていますので、JRタワーを超えます。
・南2西3狸小路再開発ビルは高さ約110mなので札幌プリンスホテルよりも高いことになります。
・北6東2には高さ約100mのツインタワーとホテルタワーでトリプルタワーとなる予定。
・南2西10のブランズタワー札幌大通公園は29階建て。
・2021年竣工のザ・グランアルト札幌苗穂ステーションタワーは高さ89.45m
・同じく苗穂のプレミストタワーズ札幌苗穂 アクアゲートは高さ85.29m
たくさん超高層ビルができて、今の景色とは変わっていきます。
中に入るテナントや企業も然り、たくさんできてくるタワービルにワクワクしています。