札幌-再開発

札幌駅周辺再開発構想が少しずつ明らかに 2021年4月現在

ESTA

札幌駅周辺再開発の構想が少しずつ明確に

2019年後半頃から報道されはじめた北海道新幹線札幌駅及び周辺の再開発ですが、少しずつ構想が発表されています。

新幹線駅そのものよりも南口にあるエスタの建替えや現在のJRタワーよりも高いビルができるという話の方が先行しているように思えます。

専門的なことではなく、素人の一市民としての目線から意見や注目すべき場所を述べていきたいと思います。



札幌駅周辺再開発の場所とは

文字通り札幌駅前周辺なので、札幌駅の周りなのですが場所はいくつか点在しています。

札幌駅周辺再開発

引用:札幌市

先行して行われているのが、赤枠の「北5西1・西2再開発」「北6東3旧卸センター周辺再開発」「北8西1再開発」となります。

駅前でたくさんの再開発が動いていますが、『世界へつながる“さっぽろ”の新しい顔
づくり』を開発コンセプトとして進められています。

北5西1・西2再開発

札幌駅南口からすぐの場所にある商業施設エスタと現在は青空駐車場になっている場所にJRタワーよりも高い255mの高層ビルができる予定です。

地下鉄東豊線を挟んで北5西2エスタ側が新しい商業ビル、北5西1タワービル構想となります。

札幌駅前ビル構想

引用:札幌市

当初は後から2つの建物を連結するという報道がされました。

この図をみるとタワー上層部のホテル以外は似ているのでそういった計画も可能なようにみえます。

北5西2商業施設エスタの建物は1978年に「札幌駅バスターミナル」と「札幌そごう」として開業。

「札幌そごう」が2000年に閉店し、2001年にはビックカメラがオープン。

現在に至ります。

築43年ということで老朽化や札幌駅周辺にはバスターミナル対応できないバス停も点在しているため集約するための建替えでもあります。

ESTA

一方で北5西1は駅前一等地なのに長い間「青空駐車場」として使用されている場所です。

平成22年に北海道劇場の建設を予定していましたが立ち消えとなり、その後は一等地としてふさわしい有効活用が求めらるまで暫定利用で青空駐車がはじまり今に至ります。

札幌駅前駐車場

この駐車場が無くなると困るという人も多いかと思いますが、計画をみると地下に駐車場も計画されていました。

現在の札幌駅前の駐車場は平日と土日で経路が変わったり、商業施設への貨物と普通自動車の駐車場が分けられているものの、判りにくいのでそれらを初めて来てもわかるくらい動線を整理してほしいです。

参照:JRタワーへのアクセス・駐車場

駅前タワービル地下

新しいタワービルは新幹線駅との接続部ともなるので多機能なものとなり、新幹線、JR在来線、地下鉄、バス、タクシーの接続がスムーズになります。

計画されている建物は南口駅前広場や周囲の既存建物とのデザイン上の調和についても配慮される予定。

2029年秋の完成予定です。

北5西2



北8西1再開発

北8西1地区は、札幌駅北口から徒歩5分程の場所で48階建てのタワーマンション、劇場(約220席)、14階建てのホテルが計画されています。

札幌駅北口からの地下通路も計画されており、完成すれば天気に関係なく移動できる場所となり注目されています。

また「(仮称)シアター8・1サッポロ」は約220席の常設劇場です。

舞台の天井高は約10メートルで小劇場として高いので演出の幅が広がるのではと関係者も注目しているようです。

2023年12月完成予定。

引用:札幌市 北8西1

こちらのタワーマンションは約175mなのでJRタワーを2メートル上回る高さということになります。

地下2階から3階が商業施設やオフィス、4階から48階がマンションの予定です。

マンションの建設は始まっていますが、地下通路の動きはまだなさそうでした。

北6東2・東3(旧卸センター)周辺再開発

北6東2,東3は、札幌駅北口から徒歩10分程の場所になります。

札幌の総合卸を担う企業の建物が10棟程ありましたが老朽化のため解体し、新しいオフィスビルに集約されました。

空いた場所に医療施設、マンション、ホテルが計画されています。

マンション2棟とホテル1棟のトリプルタワーとなる他、公園もできる予定です。

新幹線札幌駅となる場所に近いことから、今後注目されると思われる場所です。

卸センター再開発予定

感染対策と建築物

コロナ禍において建築予定の建物もスペースの十分な確保をして動線をつくり、感染対策を整えた形での着工となります。

すでに、元々予定していた建物も何らかの変更が加えられているかもしれません。

札幌駅前はたくさんの人が行きかう場所ですから、換気機能等のコロナ対策設備はとても重要なものになってくると思います。

今までは、住宅は住宅機能のみ、ホテルはホテル機能のみでよかったものが「住宅→オフィス」「ホテル→医療施設」等、多彩な機能がもとめられるようになってきました。

災害が起きれば公共施設を避難所として使用したりするのは、もう一般的なこととなっているように、限定的な機能だけではなく幅広い分野で使用できるように変わっていくこともいつか日常のことになるかもしれません。

札幌駅前周辺再開発も防災機能、騒音、風害、振動、日照、景観、交通、環境などの色々な分野から検討しています。

周辺には建て替えやリニューアルするビルや店舗も盛りだくさん。

コロナ禍ではありますが、そういった街の変化を楽しみつつ自分たちの生活スタイルも変えていく必要があるかもしれません。

北6東3
北6東2・3卸センター跡地が更地へ タワマン・ホテル・医療施設2025年に竣工予定卸センター跡地が更地へ 札幌駅北口から徒歩10分程の場所にある北6東2,東3地区の再開発がすすめらています。 かつては昔ながらの...