eスポーツ特化型ホテルが札幌にオープン
2021年3月1日オープンの「VILLA KOSHIDO ODORI」は、東日本初の「eスポーツ特化型ホテル」ということで注目していました。
eスポーツ体験会が行われるということで応募したところ当選し行ってきました!
申込時に「小学生以下は保護者同伴」とあったので、子ども向けと勘違いし息子の名前で申し込みし同伴者として参加。
実際、行ってみるとマスコミ?同業者?等のビジネス関連の大人がほとんどでびっくりしました。
やはり注目度が高いですね。
ゲーム専用フロア
2階がゲーム専用フロアで、壁・床・天井すべてが防音されており、高速ネット回線を配備しています。
宿泊者は、全員使用できるんですって。
今回は3つのゲームをそれぞれのお部屋でご案内していただきました。
お部屋の中にドドーンと何台もハイスペックのゲーミングPCがある環境って、なかなかないですよね。
ベットやキッチン、シャワーがすぐ横にありますが、ゲームスペースの方が大きい仕様です。
まさにゲームをするためのお部屋。
”グランツーリスモ”を教えてくださった北村選手は高校1年生と聞いて驚き。
お母さん世代でペーパードライバー(関係ない?汗)の私に優しく指導してくださいました。
格闘系ゲームプロのジロー選手には、プロゲーマーのお仕事についてや賞金や人生観、プロゲーマーへの険しい道等熱く語っていただき知らない世界を垣間見た気がします。
”ぷよぷよ”のお部屋ではmickey選手に、息子と一緒にゲーム対戦していただきました^^
もちろん惨敗でしたが、プロととてもいい環境で対戦できるなんて普段は経験できないですからね。息子もうれしそうでした^^
2階フロアは、宿泊者も利用できますしイベント会場などとして使うことを想定しているそうです。
25種類ものゲームができるそうですよ。
客室は大人数で利用可能
eスポーツの合宿やゲーム仲間との練習やミーティングに利用できる施設を想定していますが、もちろん普通の宿泊利用もできます。
KOSHIDOさんのホテルは琴似のホテルにも行きましたが、各階でコンセプトが違っていておもしろいです。
https://sapporokara.com/2020/05/22/hotel-9/
1階:Milano-Urban Comfort
2階:Houston-Galaxy Modern
3階:New York-Brooklyn style
4階:Copenhagen-Midcentury Modern
5階:Helsinki-Scandinavian Modern
6階:Kyoto-JAPANESE Modern
3階から6階はすべて以下の間取りとのこと
左側が54㎡、右側が75㎡でそれぞれ8人から16人まで泊れる大きなお部屋です。
お部屋のドアを開けると広々としており、ロフトベットの上の段でも立つことができる天井高に驚きました。
3.9mもあるんですって。
また、同じ間取りであってもその階のコンセプトに合わせて壁紙や家具が違うので、まったく違う印象になっていて楽しいです。
家具もこだわりある物が多く、何度宿泊しても楽しめるようになっているのが素敵です。
大人数が宿泊できるため、洗面台もトイレも各部屋2つづある配慮もすばらしい。
もちろん無料Wifi完備で、ミニキッチンに冷蔵庫や電子レンジもついているので長期滞在可能です。
各ベット横にはライトの他に、USBが4口と通常コンセント1口という見たこともないようなものがついています。
いくつも充電できることで寝っ転がりながらもゲームが楽しめるようにしているこの配慮はゲーマーじゃなくてもうれしいですね。
eスポーツとホテルの融合
競技人口は1億人以上と言われているeスポーツ。
札幌でも高校や専門学校で部活としてやチームとしての活動が目立ち始めています。
メーカー主催の競技大会が増え、賞金を受け取れる仕組みも整ってきているのでプロゲーマーという職業も聞くようになってきましたね。
また、身近な所ではゲームは認知症予防で脳トレになるため介護業界からも注目されています。
札幌市内はコロナウイルスの影響でインバウンド客が減っておりホテル業への影響が強いです。
でも、KOSHIDOさんのように面白いコンセプトをもってターゲットを明確にしているホテルは他と差別化されている分印象に残りますし、魅力的にうつりますよね。
また、これだけ大人数で1部屋に泊まれるホテルはないので、アフターコロナを見据えて2,3家族での旅行にも活用できると思います。
2021年3月1日オープンです。