札幌-再開発

HBC旧社屋跡地新ビルは2棟構成 2023年竣工予定

HBC旧社屋跡地に2棟構成のビル計画

北1西5のHBC旧社屋は解体が進んでいます。

跡地にできるビルはNTT都市開発が計画しています。

札幌市景観審議会の専門部会「景観アドバイス部会」が1月末に開かれたことで建物の詳細がわかってきました。

旧HBC跡地にできるビルは、北側(道庁側)に地下2階地上26階建てと南側(北一条通側)に7階建ての2棟構成。

現在のHBC旧社屋の解体が2020年7月までの予定で、その後2021年10月着工を目指している模様。

景観審議会では、近接する道庁赤レンガ庁舎や周辺緑地と調和した色合いが必要等という指摘があったようです。

審議会で言われるまでもなくNTT都市開発は全国で様々なビックプロジェクトを手掛けている会社なので、その上で計画していると思います。

北1西5マップ

引用:札幌市北1西5北地区計画図に加筆

計画されている新ビルには、NTTアーバンソリューションズが入居予定。

2023年完成予定で、土地はHBCのままなので賃貸収入を得る見込みです。

新ビルの詳細

計画されている新ビルについては、ホテルや商業施設、オフィスが入る予定です。

北菓楼と警察署の間の突き出す形の敷地に7階建てのオフィス中心のビルができ、北一条地下駐車場と接続する予定。

道庁赤レンガ庁舎側は地下2階、地上26階建てで高さ約117メートル。

地上1,2階ににぎわいを創出する広場を設ける予定。

北1西5

引用:札幌市北1西5北地区計画

北側の高層ビルは、1階に災害時にも利用できるアトリウム

3階から16階はオフィス

17階から26階はホテル

17階はホテルのラウンジの他に一般客が利用できるレストランも予定しています。

新ビルのイメージ予想

NTT都市開発が手掛けるビルも新ビルの設計をする久米設計の様々なビルも、ガラスをふんだんに利用したビルが多いんです。

HBCの新社屋もガラス張りですし、新ビルもそのような形になるのではないかと予想します。

HBC新社屋

目の前の道庁前前庭の雰囲気をこわさないためにも白を基調とするなど、落ち着いた雰囲気を勝手にイメージしています。

ちなみに久米設計は、現在狸小路で再開発中の南2西3旧サンデパート跡地のお隣にある「北海道信用金庫ゼロゲート」も設計しています。

ゼロゲート札幌

写真:北海道信用金庫 ゼロゲート

こちらもガラス張りですね。

2021年秋着工ということなので、もう少しでイメージ図も公になるのではないかと思い楽しみにしています。