北海道応援団会議とは
北海道では「エールを北のチカラに」をスローガンに”北海道応援団会議”というものが存在します。
北海道の大地が育む自然や食や文化を大事にしよう!そして次世代に引き継いでいこう!という人が集まっている個人や企業の団体です。
北海道出身ではなくても会員になれますよ。
応援の仕方は様々で、クラウドファンディングやふるさと納税、資金提供、事業活動などがあります。
応援団の所属には、北海道の名だたる企業が名を連ねており著名人もおります。
その応援の中の一つに「エールを北の医療へ」という寄付金があります。
北海道では、全国に比べると早くからコロナウイルスの感染者がでており、現在は第2波ともいえる感染拡大を迎えています。
中でも札幌市は、人口も医療施設も多く医療従事者の方々が日夜奮闘している最中です。
そんな地域医療を守るため、もしくは医療用施設や資材の整備にあてるために寄付金を募集しています。
5月14日現在で、2億1579万 が集まっています。
でも、医療資材や機械って高額そうですもんね。
まだ募集しておりますので、ご協力いただける方よろしくおねがいします。
個人でふるさと納税経由で寄付すると、税額控除を活用できます。
札幌市内の病院の数と高齢化
札幌市内にある大きな病院は約200あります。
すべての科の病院を合せても北海道内ではダントツで病院の数が多い札幌です。
人口と同様で札幌一極集中の状態です。
同じく高齢者向けの施設も多いため、北海道内からの高齢者の転入が多く、札幌の人口増加の理由の一つとなっています。
北海道の医療問題
北海道内で問題になっているのは、全国的にもそうですが医師不足です。
北海道全体でみると人口あたりの医師数は全国平均を上回っていますが、面積あたりは全国最低レベルだそうです。
土地が広い分、場所によっては医療機関を受診できない地域があるということになります。
病院経営も大変になってきているので、病院側も人の多いところに開院します。
医師数不足の上、北海道内で地域格差が拡大しているんですね。
ドクターヘリの配備件数も日本一ですが、他県では通常の活動距離が50kmに対し北海道ではその倍の100km圏内とされています。
北海道内にはコロナ感染を疑っても郊外ではそれを診てくれる病院や施設に気軽にいけないということがわかります。
他の地域とは違うところに、医療費としてかかるものがあるということです。
まとめ
応援団会議は、現在奮闘していらっしゃる鈴木直道知事が知事選で公約として掲げたものの一つです。
2019年9月26日で、「北海道の活性化が日本の活性化につながる」という思いで発足。
個人でも加入できるので私も微力ながら応援しています。
道内で何か起きた時にすぐに支援が必要になる所や自分の住む地域で何が起こって何が困っているのかがわかり、自分の行動につながるところがいいと思います。
コロナウイルスの影響で、現在は医療機関がひっ迫している状態です。
「自分は医療関係のことは何もできないけれど、寄付金やボランティアで地域医療を支えることができれば」という有志の方がたくさんいて色々な活動を行っています。
興味ありましたら、公式ページをのぞいてみてくださいね。