さっぽろ健幸ポイントプロジェクトとは
冬の三か月間で行われていた「さっぽろ健幸ポイントプロジェクト」に参加しました。
さっぽろ健幸プロジェクトとは、
「健康で幸せな毎日を過ごし、ICTを活用しながら健康長寿社会の実現を目指すプロジェクト」
です。
簡単に言うと、冬は家に引きこもりがちなので外を歩いたり筋トレしたりして健康を保ちましょう企画です。
それを元に市は行動をデータ化し街づくりに活かし、参加者はポイントを得ることができwin-winとなる企画。
札幌市と民間企業がタッグを組み2019年度で2回目となります。
1回目は200名(2018年度)
2回目は1000名(2019年度)
来年度の3回目はまだあるかどうかはありませんが、市民にも人気の企画の様なので今後もあると期待します。
参加の条件は以下の3つ
・満20歳以上の札幌市在中の方
・スマートフォン及びWAONカードを日常的に利用している方
・参加者説明会に参加できる方
基準歩数というものを計測する期間があるので、体力に自信がある人もない人も参加できます。
参加者のメリットと札幌市のデータ活用方法
参加した理由は「無料でWAONポイントが最大8000円相当もらえる」というところからが大きいです。
健康的になるために歩いたり筋力つけたりしながらポイントをゲットできるとなると目標ができていいですよね。
運動をするきっかけになります。
ただやみくもに歩いたり、食事制限したりというのは普通の人には厳しいことだと思います。
でも、健幸プロジェクトでは期間中に運動や食事に対しての知識やイベントについてをLINEで情報アップをしてフォローしてくれます。
区民対抗の歩数競争等もありました。
楽しく続けられるよう工夫してくれているのがわかります。
もちろんその間の何処に行ったのか、どういった行動をしているのか等はデータとして残っていきます。
例えば私ですと「40代女性、日曜日の15時頃、公共交通機関と徒歩で商業施設で買い物」
こういったデータが積み重なれば、健康増進事業のみならず電子公告やまちづくり事業のヒントにもなっていきます。
アプリ活用でデータの見える化がやる気に直結
今回は株式会社タニタヘルスリンクの「ヘルスプラネット」というアプリと「からだカルテ」というサイトを使用して行われました。
ヘルスプラネットでどれくらい歩いたかが計測され、からだカルテで体調管理。
そして自分が今何ポイントぐらいかというのがわかります。
それぞれに自分自身が動いたことによるポイントが、加算されていくのが楽しかったです。
イオン内ではハッピーゲートにカードをタッチすればポイント加算がされたり、チ・カ・ホを通過するだけでポイントがいただけました。
休日等は歩けない日もありましたが、気を取りなおしては継続を繰り返しました。
結果、”5400ポイント”をゲットできました^^
まとめ
札幌市は、健康寿命が政令市の中でもワースト3です。
喫煙率も高く、がん死亡率も高いです。
札幌市がどうしてこのようなプロジェクトを行うかは、今後は医療費増大という課題があるからです。
医療費削減が日本全体の共通課題となり健康寿命をどうやって伸ばすか、健康づくりをどのように行っていくかが大きな課題となっています。
よって札幌市のみならず健康づくり活動にインセンティブを与える「健康ポイント制度」を導入する自治体は増加傾向にあります。
そういった施策にのっかって楽しく健康づくりしていくのも、自分にとってはメリットとなりますのでうまく活用していければよいと思います。
今回は1000人募集に1600人の応募があったそうです。
人気なのがわかりますね^^
次回があればまた応募してみたいと思っています。