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札幌地下鉄南北線さっぽろ駅にホーム増設 島式から相対式へ2028年完成予定

島式から相対式

南北線さっぽろ駅ホーム増設

札幌市は、混雑する南北線さっぽろ駅のホームを増設すると発表しました。

外国人観光客の増加や札幌市民の地下鉄利用が増加し、現在は通勤通学時間等はかなり混雑しているためホーム増設となります。

今現在は、ホームが1つで両方に真駒内行と麻生行が止まりますが時間帯によっては乗客が殺到するため乗務員が改札や階段の前で順に並ぶよう声掛けをしたりして交通整理を行っている状態です。

新ホームは真駒内方面に増設される予定です。

2023年着工で、2028年度から利用可能になる予定です。

ホーム形式を「島式」から「相対式」へ

ホームは現在の島式(ホームが1つ)から相対式(ホームが2つ)になります。

島式から相対式

ホームを分けることで混雑の緩和をはかります。

線路自体は現在の2線から変わりません。

新ホームは現在の東側の壁を壊して設置する予定で、真駒内行地下鉄の専用ホームとなります。

真駒内行の列車ドアの開閉は進行方向の左側に変更され、右側ドアからは乗車できないようになります。
ホームの増設は1971年の札幌市営地下鉄開業以来初めてのこととなります。

同じく混雑するとされる「大通駅」や「すすきの駅」は相対式なのに対し、1番混雑している「さっぽろ駅」はホームの幅は広いものの島式になってしまっています。

普段はあまり注意してみることはないのですが、ホームの幅は駅によって結構違うものなのですね。

地下鉄さっぽろ駅の乗車人数

地下鉄さっぽろ駅の1日の平均乗車数は18万4516千人(2018年度)となっています。

南北線の他、東豊線もありますしJR線への乗り換えもあるため混雑しています。

札幌地下鉄は全部で49駅ありますが南北線さっぽろ駅は、最多の人数となっています。

 

工事後には両ホームの北側にエスカレーターを新設予定。

現在の地下鉄さっぽろ駅からJR札幌駅方面へ向かうには階段のみ。

エレベーターはホーム中央に1カ所、エスカレーターもホーム南側の1カ所のみ。

JRに近い北側には階段しかないので大きな荷物を抱えた旅行客が移動に苦労する姿が多いです。

エスカレーターを新設することで大きな荷物をもった観光客や高齢者に配慮する模様。

北4西3他周辺再開発との連携も

地下鉄さっぽろ駅の地上部分は、北4西3旧札幌西武跡地で再開発がすすめられる予定の場所です。

地権者のヨドバシカメラ等が準備組合を設立し、タワービルを建設予定としています。

その真下にあるのが地下鉄さっぽろ駅ですから、直結は必ずするでしょうね。

さっぽろ駅周辺は新幹線札幌駅延伸を契機に、様々な再開発が進んでいくためそちらとも連携して回遊性を高め出入口と共にエレベーターやエスカレーターを設置してくものと思われます。

まとめ

南北線さっぽろ駅のコンコースは2017年9月に、とても長かった駅構内の柵を撤去して片側通行だったものが両側通行になりました。

ホームの上、改札の外はかなり人の流れもよくなりましたが、その流れのまま地下鉄ホームにたくさんの人が向かっていくと混雑してしまうのは当たり前ですね。

チ・カ・ホではイベントを行い人が通るだけではなくにぎわいを創出しつづけています。

さっぽろ駅周辺は、より便利で快適な駅に変わっていきます。

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