「広報さっぽろ」は50周年
札幌の広報誌である「広報さっぽろ」は2022年に区制50周年を迎え、同時に広報誌も50周年を迎えました。
1971年の初版には4月1日から市役所に代わり区役所がスタートしている様子が記載されています。
冬季オリンピックが1972年2月に開催されて興奮未ださめやらぬこの時期は札幌市は7区でした。(中央区、北区、東区、白石区、豊平区、南区、西区の7区)
当時も現在と同様に生活基盤になる道路、上下水道や図書館、児童会館等憩いの場や公共の施設の情報を載せていました。
私は、自分の興味のあることや有益な情報だと思ったら過去のものも取っておくようにしていますよ。
2002年以降のバックナンバー「広報さっぽろ」はホームページからも見られます。
広報さっぽろ一覧はコチラ
広報さっぽろの表紙・中身はバラエティ豊か
何年も読んでいますが、その月の表紙や特集はあまり統一感はなく様々です。
予算、災害、景観、ウィンタースポーツ、認知症、人生の過ごし方、詐欺、子育て、未来のまちづくり等とその時々で話題は様々。
担当が違うのか、はたまた部署で持ちまわり担当なのか、入札案件で札幌市とは違う民間企業が作成しているのかはわかりませんが、全く違う特集であるのが私自身は面白くて楽しんでいます。
2017年初めまでは、表紙は○や□の中に絵がかいてあるタイプで統一されていたのですが、2018年4月から変化がありました。
引用:2015年9月から12月の広報さっぽろ
↓
引用:2019年9月から12月の広報さっぽろ
なんとなく型に縛られることなく自由になったのかなと思いました。
(※個人的な意見です💦)
そして驚いたのが2018年6月号
まさに「ベルサイユのバラ」風だったんです。
特集は公共マナー。
オシカル(本当はオスカル)とマナーシラントワネット(本当はマリーアントワネット)。
いやいやこういうのもたまにいいと思うよ、私は嫌いじゃないよ。
でも、著作権侵害とかこれを発行するまでのチェックとかがどうなっているのか心配になりました。
引用:2018年6月号広報さっぽろより
案の定、ベルばら作者の事務所「池田理代子プロダクション」から抗議が入る事態に💦
営利目的ではないことで事後承諾と言う形で認めてもらっています。
自治体の広報誌でこんな風に注目されることで、ある意味ファンを獲得したかも?!と思いました。
(※再びですが、個人的な意見です。)
札幌の過去も未来も載っている広報誌
「広報さっぽろ」は、札幌の過去にあったことも今後どのようになっていくかという未来も載っている札幌市の大切な広報誌です。
巻末には各区のお知らせも載っています。
「広報さっぽろ」は毎月10日前に札幌市内の全世帯に配布しています。
主に町内会を通して配布していますが、民間企業による配布も行っているようです。
あまりよく見たことないという方、少しのぞいてみてください。
生活のこと、自分にとっての有益な情報が結構書いてありますよ。
まとめ
広報さっぽろは、札幌市に移住してきた方にも役立つ広報誌です。
発行部数は約102万部で町内会等の協力によって、札幌市内の全世帯に配布されています。
札幌市を住みよい街にするために無料で配布されており、50年も続いているんですね。
中には雪国ならではの風習や覚えておきたい札幌の当たり前も含まれています。
「したっけ、見ておいたほうがいいべさ。なまら役にたつ情報誌、広報さっぽろ」
で〆ます( *´艸`)