札幌駅南口再開発高層ビルは43階建て
札幌駅南口の2023年エスタ解体後に建設される再開発高層ビルの概要が公開されました。
住所でいうと北5西1,北5西2です。
北5西1は、札幌駅に近い好立地でありながら長い間青空駐車場として使用されていた場所です。
北5西2は札幌エスタで2023年夏には閉店予定で、その後新しいビルが建設予定となっています。
今回の発表で2029年秋頃完成の予定が、2028年に前倒しされたことになります。
引用:JR北海道
再開発高層ビルは43階建て高さ245メートル
新しい再開発高層ビルは約245メートルとなり、現在ある道内で1番高いJRタワービル173mを大幅に超えることになります。
地上43階地下4階建てで、2030年度に開業予定の北海道新幹線札幌駅と直結しています。
引用:JR北海道
41F~43F 展望施設
35F~40F 国際水準ホテル(約200室)
10F~12Fと18F~33F オフィス
10F、14F~17F 宿泊主体ホテル(約300室)
地下1階から10F 商業施設
その他 バスターミナル等の共用施設
当初は2029年秋開業とのことでしたが、2028年度に開業に前倒しとありました。
JR北海道の不動産・ホテル事業の収益底上げを急ぐためと思われます。
新ビルの魅力ピックアップ
展望施設のガラスボックス
最初に注目したのは41階から43階にできる展望施設。
道内随一となる高さとなるわけですから、展望施設はできるものと思っていましたがスカイガーデンの他に天候によらず景色を楽しめるガラスボックスのようなものができるそうです。
真冬は特に外にでるのは厳しいですから、その辺を想定して造られるのでしょうね。
「渋谷スカイ」の様に屋根がない状態にすると雪が降ったらたいへんなことになりますもんね💦
雪にも窓の曇りにも耐えられる強固なガラスボックスでしょうね。
上から見る景色は足がすくみそうですが、今までとは違う札幌の景色を見れるので楽しみでもあります。
引用:JR北海道
3つのアトリウム
新幹線アトリウム、駅前広場アトリウム、バスターミナル待合アトリウム(いずれも仮称)と3つのアトリウムができることになります。
札幌駅前の象徴的なビルになることや交流の場にもとなること。
複数の交通モードの連携で公共交通の利用を促進することで歩行者の回遊性をよくするためもありアトリウムとするようです。
北海道の魅力は大きな台地や自然ですから、天窓から太陽光を取り入れた広々とした吹き抜け空間は解放感もありますし魅力発信の場になりそうですね。
引用:JR北海道
高機能オフィスやホテル
都市の競争力を強化するためにオフィスはもちろん最新高機能となります。
また、ホテルは世界最大のホテルチェーンであるマリオットインターナショナルと提携した国際水準の最上級ホテルの他に中価格帯のホテルも入るようです。
35F~40F マリオット系列ホテル(約200室)
10F、14F~17F 宿泊主体ホテル(約300室)
まとめ
札幌駅は札幌の顔となる場所ですから、どのような形になるのか気になりますよね。
景色や空間を含む画が公開されることで、イメージがしやすくなりました。
2022年9月にパセオ閉店、2023年にエスタ閉店予定です。
エスタ解体後にこの新しいタワービルが着工します。
2028年までまだしばらくありますが、少しずつ変わっていく札幌駅前の変化を楽しんでみていきたいですね。