札幌-再開発

新さっぽろ再開発「I街区」 2022年から順次開業予定

2021年6月に発表された【本当に住みやすい街大賞2021in北海道】で第一位となった「新さっぽろ」。

評価されたのは「発展性」「住環境」「交通の利便性」「コストパフォーマンス」「教育・文化環境」の5つの基準とのこと。

大型再開発が進行中であることで発展性があり、札幌都心からJRで快速で約10分、新千歳空港へも約30分。

JR新札幌駅と地下鉄新さっぽろ駅が交差しており、バスターミナルもすぐの立地で交通の利便性も高いです。

札幌の都心から少し離れていることで緑が多く、商業施設も複数あることから住環境がいい。

更に各大学や専門学校が新札幌へ移転してきたことで、教育・ 文化環境に関しても今後期待されているという評価ですね。

まだ、未完成の新さっぽろ再開発 I街区の様子を見てきました。

新さっぽろ再開発 I街区

新さっぽろの大型再開発はG街区とI街区に分かれています。

G街区の方は、2021年4月から札幌学院大学と札幌看護医療専門学校が新キャンパスができ動き始めています。

そのG街区よりも大きな再開発I街区は2022年から2024年に向けて開業予定の施設を建設中です。

商業施設やホテルをはじめ医療機関、タワーマンション、子育て支援施設が集積しています。

新さっぽろ完成予想図

引用:札幌市 新札幌再開発 I街区 完成予想図

屋内空中歩廊「アクティブリンク」により、各施設を結び歩行者動線を確保するのが特徴です。

★新さっぽろ脳神経外科病院~地上7階建て、2022年7月開業
★新札幌整形外科病院~地上4階建て、2022年7月開業
★記念塔病院~地上6階建て、2022年7月開業
★医療モール~地上6階建て、2022年7月開業

プレミストタワー新さっぽろ 220戸 地上30階建 大和ハウス工業
★「ラ・ジェント・ステイ」ホテル予定 地上12階建 2023年4月以降開業予定
★商業施設~地上5階建て 「BIVI」  2023年4月以降開業予定

現地マップ

建物の進捗状況

新札幌再開発更地

2020年4月に訪れた時はまだ造成中の場所が多く唯一動いていたのが「新さっぽろ脳外科病院」のみでした。

大成建設着工病院

写真:2020年4月の様子

2021年7月現在の様子

クレーン

現在は、複数の建物が着工していて高いクレーンがたくさんある状態です。

ちあふるあつべつ

タワーマンション「プレミストタワー新さっぽろ」隣の敷地にある「ちあふる あつべつ」は完成している様でした。

マンションに子育て世代が入居してきたら、保育園はかなり人気となるでしょうね。

タワーマンション

タワーマンションは売れ行き好調で第一期は完売のようでした。

ホテルのみ完成予想図がでていました。

ホテルイメージ

ホテルの前には「アクティブガーデン」が広がり、低炭素で災害に強い街を目指す「エネルギーセンター」も設置されます。

新さっぽろ駅と新札幌駅

駅名の表記が違うのが気になりましたが、「地下鉄新さっぽろ駅」と「JR新札幌駅」がほぼ同じ位置にあるため間違わない様にということで平仮名と漢字の表記にした模様です。

同様に札幌駅も「地下鉄さっぽろ駅」と「JR札幌駅」となっていますね。

ちなみに、JR駅と地下鉄駅で同名は「白石」と「琴似」もありますが、駅がはなれているため同様の駅名ということです。

地下鉄「新さっぽろ駅」は、地下鉄駅の中ではさっぽろ駅、大通駅に次ぐ3番目に乗降者数が多い駅です。

東西線の東側の起点・終点となる駅で、バスターミナルとも接続しているため札幌以外から訪れる方への結節点となっているからですね。

大学や専門学校も新さっぽろに進出してきたことから、今後は人の流れも変わっていくことでしょうね。

札幌学院大学
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