卸センター跡地が更地へ
札幌駅北口から徒歩10分程の場所にある北6東2,東3地区の再開発がすすめらています。
かつては昔ながらの住宅資材卸や医薬品卸などの事務所があり、札幌の総合卸を担う企業がひしめいている場所でした。
いずれの施設も築40年以上も経っており老朽化していたことから解体が決まりました。
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引用:札幌市
8つもの大きな建物がありましたが、少しずつ解体をして再開発が進められています。
北6東2~東4、再街区一体再開発
卸業者の組合員企業を集約しオフィスビル「デ・アウネ札幌」が北6東4にできたのが2019年10月のことです。


写真:2020年4月撮影 北6東3
少しずつ他の建物の解体が進められていました。
そして1年後である2021年4月現在の北6東3の様子はこちら↓

目の前の建物がほぼなくなり、かつて「札幌卸センター」と書かれていた塔も短くなっています。
こちらは全解体となっていないことから残すのかもしれないですね。
カレス医療センターが全室個室の病院を建設することとなっている場所です。
そしてお隣の北6東2も建物が少しずつ解体され、現在は更地の状態になっています。

写真:北6東2 2020年6月撮影
↓現在は更地になっています。

写真:2021年4月撮影
北6東2には、マンション2棟とホテル1棟のトリプルタワーとなる他、公園もできる予定の場所です。

札幌駅周辺再開発との関連工事
札幌駅前再開発が行われる予定ですが、新幹線札幌駅のホームが創成川を越えることで北6東2,東3の再開発も関連してくる可能性もあります。
例えば新幹線札幌駅までの空中歩廊ができるとか、高架下に駅までの歩道ができるとか何かしら動線となるものができていくのはないかと予想します。
北6東2、3再開発は遅れはあるようですが2025年完了予定、札幌駅前再開発は2030年完了予定ということなのでその間の5年に何かしら動き出す可能性もあります。
札幌駅から徒歩10分のタワーマンションで大型医療施設が隣接しているということから、資産価値は高くなると思います。

今後、新幹線を活用して移動するビジネスマンにもホテルやマンションは価値あるものとなっていくのではないでしょうか。
札幌駅からの距離感としては、車やタクシーで移動するとすぐという場所です。
JR札幌駅から千歳方面に向かう時、すぐ左側に見えるので注目してみてください。
今後どのように再開発が行われていくか楽しみな場所です。

写真:2020年8月撮影 北6東2から見たJRタワー