札幌-その他

札幌の街なか広告 いくらかかっているの!? 

札幌市内の広告

札幌市内には様々な広告があります。

昔ながらの看板や電車の中吊り広告もありますが、最近ではデジタル広告が多くなってきました。

デパートや商業施設、ホテルに行くと店舗案内や部屋案内もデジタルになっていることが多くなってきましたよね。

そして駅構内やにもたくさんの広告が目に入ってきます。

デジタルサイネージ

写真:大通駅のデジタルサイネージ

webとの連携やタッチパネル式のものも見ることが多くなりました。

広告は何気なく目に入っているものですが、関係者以外は詳しいことはわからないですよね。

どれくらいの広告費がかかっているのか疑問に思い調べてみました。



車内中吊り広告

札幌の移動の要となっている札幌地下鉄ですが、長期的な視点で見ると人口減少という課題があり、乗車料金の収入が大きく伸びることは期待しにくいです。

そこで、乗車料金の次に収入が多かった交通広告の導入を拡大してきました。

札幌地下鉄は49駅あり、1日の平均乗客数は約61万人(※コロナ前)にもなります。

多くの方の目に留まる様に、色々な場所に広告があります。

交通広告と言うと中づり広告や車内広告が思いつきますね。

車内広告

引用:札幌市交通局

ちなみに、地下鉄の全線全車両における広告の種類は全部で440面あるそうです。

また、駅構内にも様々な広告があります。

駅構内

 

引用:札幌市交通局

これらすべてポスターやステッカーの場所により細かく金額が決まっています。

詳しく知りたい方はこちら→札幌市交通局広告メディアガイド

例として価格をあげてみます

・車両ジャック-東西線・南北線14日間で200万円(東豊線は14日間で100万円)

・地下鉄ホーム柵ステッカー南北線大通駅は14日間で80万円(東豊線大通駅は14日間で1万5千円)

乗車人数が多い駅は多くの方の目に留まるということで価格が高いんですね。

これらの広告収入は、リーマンショック前は20億を超えていました。

その後、低迷し始めたため2015年10月1日にデジタルサイネージ広告を大通駅コンコースに導入し稼働させています。

デジタルサイネージ広告

デジタルサイネージ広告は、番組放映の時間や枠があり金額が決まっています。

大通駅にあるSAPPORO SNOW VISIONでは1dayジャックで100万円の広告費がかかります。

デジタルサイネージは、狙った時間にターゲット顧客の目に入る様になっているんです。

時間帯や季節によるのか、広告の種類によって雰囲気が違う時もありますもんね。

男女や年齢の統計をとって、どういう人が通っているのか客層の統計の元で広告を流しているんですね。

デジタルサイネージ

デジタルサイネージのメリット

メリットとしては人目をひくキレイな写真や動画を配信できること。

タッチパネル式にすると双方向でのコミュニケーションが可能になることがあげられます。

小さなスペースであってもたくさんの情報を提供できることで宣伝効果としては抜群です。

音楽や音声を使用することでますます見てくれる人が増えます。

また、人間の目は動いているものをとらえるので動画で訴求することができます。

タイムリーな情報発信ができますし、間違いがあればすぐに訂正することも容易です。

何よりもポスターや看板の様に何度も張り替える必要はなくなります。

デジタルサイネージのデメリット

デメリットとしては、ポスター等と比べるとコストがかかるということです。

初期費用の他に運用費や電気代がかかってしまいます。

その範囲は数万円から数百万円とディスプレイの大きさや配信の内容等で様々です。

電子機器なので、雨風や直射日光などの影響から避ける場所に設置しないと故障が生じることもあります。

壁面広告

地下歩行空間を歩いているとみえてくるシート状の大型広告があります。

「札幌駅前通りまちづくり株式会社」が導入している大型シート広告がインパクトがあり目を引きます。

広告の大きさは、3タイプ。

高さ2メートル、長さ15mのものが4ヵ所(1週間単位)-1週間で40万

高さ2メートル、長さ35メートルが2ヵ所(半年単位)-半年で200万

高さ2メートル、長さ45メートルのものが1ヵ所(半年単位)-半年で300万

巨大ポスターは、SNSでもよく取り上げられますね。

コロナ禍の広告への影響

コロナ禍において広告についても影響がありました。

外出自粛が続いたことにより人出がなくなり、街の広告が消え始めたことです。

札幌市内でも、地下鉄車両内の広告や駅構内のポスターが減っているのが目に見えてわかりました。

現在も「広告募集」のポスターが貼ったままという場所もまだありますが、少しずつ回復してきています。

経済産業省のデータによれば、広告業の全体の売り上げは2020年5、6月頃がかなり落ち込んでいるのがグラフからもわかります。

広告費の落ち込み

引用:ガベージニュース

まだコロナ以前の水準にはもどっていないようです。

大きく落ちたのが「雑誌」、家にいることが多くなったことで「テレビ」と「インターネット広告」は大きく伸びてきています。

全体的に少しずつコロナ前の様に回復傾向にはなってきています。

 

広告費の媒体を構成比で表したグラフを見ると、新聞・テレビ・雑誌・インターネットは全体の割合が大きく変わっています。

交通広告を含む一般広告は10年前からあまり変わっていません。

やはり紙媒体での広告は安定しているということですよね。

広告費構成比

引用:ガベージニュース 過去10年の媒体別広告費(構成比)



まとめ

身近な札幌市内の広告をあげてみました。

日頃、目に入ってきている広告は、頭の中にいつのまにかインプットされています。

札幌市内の壁面広告は2011年開始、デジタルサイネージ広告は2015年から開始され少しずつデータが蓄積されています。

今後はそのデータを分析して、広告掲示を拡大していくと思われます。

デジタル広告が増えていくのではないかと考えていたのですが、一般広告が安定して利用されているのは災害時の停電も関係しているのではないかと思いました。

札幌市は積極的にIoTデータを活用していく様なので、今後は自分の足取りが予測されて広告が表示されちゃう時代になっていくんでしょうね。