南2西2界隈は地下駐輪場以外の変化もあり
札幌は中心部や駅前等の人通りが多い場所の再開発が注目されていますが、ちょっと奥まっている所でも建て替え等が活発に行われています。
そんな中でも注目すべきは狸小路2丁目を含む西2丁目通り。
ちょうど豊水すすきの駅と大通駅35番出口の間くらいの通りでたくさんの解体や新しい建物があります。
南2西2地下には巨大な駐輪場をつくっており、2022年に完成予定となっています。
最初は2020年完成予定が、2021年にズレこみ現在は2022年度となっています。
地下を掘ってみたらライフラインに関連する管が予想より多かったようで苦戦しており、完成予定が後ろ倒しになってしまったというのが理由のようです。
そちらに気をとられている間に、100円ショップダイソーが入っていた富樫ビルの解体が始まっていました。
すでに解体は終了に近いらしく、囲いの奥は見えませんがビルの姿はなくなっていましたよ。
富樫ビルは、地下3階、地上9階建てで1967年に建設されたビルでした。
ダイソーの他に地下には、大戸屋やスープカレーのトレジャーが入っていました。
次のビルの詳細はわかっていませんが、地下駐輪場との接続はあるだろうと予想します。
また、富樫ビルのななめむかいにあった旧宮本ビル(南2西1)は、京阪電鉄不動産が取得しホテルを建設中です。
ビルの横には『BSPK』とあり、ネストホテルジャパンが展開している「bespoke hotel」の略の様です。
ほぼできている様ですがオープン予定はまだ公開されていないようです。
南3西2でも「ホテルWBFフォーステイ札幌」が2019年12月にオープンしておりホテルの外観がオシャレな感じになり周辺も以前の雑多なイメージとはちょっと変わり洗練された雰囲気になりました。
狸小路2丁目に面しているリバティータワービルも解体中↓
こちらは地下2階、地上5階建てで立体駐車場棟を併設していたビル。
風月やスクイーズショップクレア等が入っていました。
1階は「舟盛屋 別邸 炙り茶屋 」が入っており、ランチや飲みで利用させていただいていました。
狸小路の通りから南3条まである奥行きのあるビルなので、結構な面積があります。
「南3条西2丁目計画」として新ビルができるようですが、詳細はわかっていません。
更にはその斜め向かいの旧ディノスビルも解体中です↓
周辺との再開発も検討されていましたが、その後どうなるかの話はまだ聞こえてきません。
2019年6月2日で閉店したスガイディノス・ディノスシネマズ札幌劇場はすでに狸小路5丁目にて営業再開していますので再びディノスが入ることはなさそうです。
更新期を迎えたビルの建て替えが活発化
札幌市内の中心部すべてに言えることですが、更新期を迎えているビルが多いため再開発に意欲的な企業による売買が活発化していると思われます。
コロナ禍の影響もあり、ホテルのオープン時期を見計らっていたり予定していたビルのコンセプトを変更している建物もあるそうです。
南1西2ではイケウチゲートが解体中です。
https://sapporokara.com/2019/12/12/ikeuchigate/
更に近い南1西1では2020年4月にオープンしたばかりの「東急スティ札幌」があります。
札幌駅前通りや大通り以外でもビルの建て替えやホテルのオープンは続いているんですよ。
大通公園南側西2丁目周辺は、ホテルもそうですが新しい店舗も入ってきそうなので注目していきたいと思います。