札幌-その他

札幌市南区だけがかなり広いのはなぜか 南区の広さは東京都23区と同じくらい?!

コスモスフェスタ

北海道は広いけど札幌も広い

ご存じの通り北海道は都道府県内では断トツで広さが1位です。

でも、札幌も広いんですよ。

札幌市の面積:1,121 km²

東京都23区の面積:627 km²

東京都23区と面積を比較すると1.8倍の大きさとなります。

更に札幌市は10区に分かれています。

札幌市

中央区46.42km²

北区63.48km²

東区57.13km²

白石区34.58km²

厚別区24.38km²

豊平区46.35km²

清田区59.70km²

南区657.23km²

西区74.93km²

手稲区56.92km²

ダントツで南区が大きいのがわかります。

札幌市の58%の面積が南区ということになります。

札幌市はなぜ南区が広い

ではなぜ南区が広いのか。

おそらく札幌やその周辺の方には理由はわかっていると思います。

それは、山や森等の緑が多いからが理由です。

 

札幌市は1972年オリンピックが開催され、その年のうちに政令指定都市となりました。

最初は7区で、中央区、北区、東区、白石区、豊平区、南区の7区でスタート。

その後に人口増加してきた西区、白石区、豊平区が分割されました。

西区→ 西区と手稲区へ分割

白石区→ 白石区と厚別区に分割

豊平区→ 豊平区と清田区に分割

もともと面積が広かった場所が人口増加をしたので分割して新たに区を設けたんですね。

分割

そして今の10区の形になりました。

南区が広かったのはやはり山間部が多く開拓するのは難航すると思われていたからでしょうね。

山があるということは、ヒグマやエゾシカ等野生動物の活動範囲ということになるので広い範囲で人が住めるようにするにはいろいろ考えなくてはいけないですもんね。

定山渓温泉、豊平峡ダム、芸術の森美術館、国営滝野すずらん丘陵公園、ミュンヘン大橋等。

ちなみに南区の6割を定山渓が占めています。

札幌市南区(南区657.23km²)の広さは東京都23区(627 km²)と同じくらいということがわかりました。

まとめ

札幌市内の区で面積が一番大きいのが南区の理由は、山や森が多いからという結論です。

周辺にお住いの方は、容易に想像がつくことだと思います。

人口が増えにくいためとも言えますね。

でも、その自然を活かしてアートプロジェクトやスポーツ大会が行われたり、植物や花がイメージアップへとつながっています。

南区の花であるコスモスは、国営滝のすずらん丘陵公園に40品種70万株も植えられ9月半ばころからキレイナ花畑をみることができます。

毎年9~10月には園内で「コスモスフェスタ」が開催されますよ。

コスモスフェスタ