ピヴォは2023年5月16日閉店予定
札幌駅前通りの商業ビル「ピヴォ」(南2西4)が2023年5月16日に営業が終了します。
隣接する「ペンタグラムビル」「ダイビルピヴォ南館」と共に2023年中に解体を始める予定です。
それぞれ築約40年経っており老朽化していることで、周辺地域を含めた一体的な再開発となります。
ピヴォは2017年に大規模改修も行われましたが、札幌市大規模建築物の診断結果では耐震基準を満たしていませんでした。
地下街ポールタウンとも直結しており、利便性がよい場所です。
今後は、早ければ2026年に商業施設やオフィス、ホテルが入る20階建ての複合ビルができる予定です。
ピヴォのテナント
ピヴォは地上9階、地下3階建てで、現在はユニクロ、ジーユー等約50のテナントが入っています。
「ユニクロ」「ジーユー」「札幌スポーツ館」「ニューバランス」等
長い間出店していた「ムラサキスポーツ」と「タワーレコード」は、それぞれ2021年と2022年に閉店し、向かい側にある札幌パルコに移転オープンしています。
旧イケウチゾーンを改装してピヴォクロスがオープンしますが、こちらは閉店するピヴォとは別コンセプトということです。
1969年「中心街デパート」として開業
1973年「ダイエー札幌店」がオープン
ダイエーが撤退後
1995年「ピヴォ」として改装オープン
1階入口入ってすぐにある「CACAOCAT」は、2023年の2月にNEW OPENしています。
期間限定オープン店舗なんでしょうね。
Made in 北海道のプレミアムチョコレートブランド「CACAOCAT」
可愛くて全30フレーバーもあり選ぶのが楽しかったですよ
pivoの1階入口入ってすぐの「CACAOCAT」ではじめてチョコレートを購入。メイドイン北海道で「とろけるほどにゃめらか」は本当でおいしい♪
チョコレートに猫の爪あとがなんかユニーク♪
売上の一部は保護猫支援に使うそうですよ。 pic.twitter.com/gyibvchFkb
— しょーこ@札幌クリップ (@kotton105910) March 28, 2023
商業施設の大変革期
札幌市内は建物の新陳代謝が盛んで、ここ数年で多くの建物の建て替えがあります。
そのうちの商業施設をあげてみます。
閉店予定
・すすきのラフィラ→ 2020年5月閉店 → 2023年秋頃新商業施設完成
・4丁目プラザ → 2022年1月閉店
・イケウチゾーン → 2022年5月閉店
・パセオ → 2022年9月閉店
・ピヴォ → 2023年5月16日閉店
・エスタ → 2023年8月末閉店
開店予定
・狸小路モユクサッポロ → 2023年夏開業予定
・ラフィラ跡地商業施設 → 2023年秋開業予定
・ピヴォ跡地 → 2026年末までに複合ビル開業予定
・北4西3複合施設 → 2028年頃開業予定(ホテルとの複合施設)
・北5西1,2札幌駅前施設→ 2028年秋開業目標(ホテル、オフィスとの複合施設)
・4プラ跡地 → 時期未定(竣工記載なし)
今後再開発でできる建物は「複合施設」となっているものが多いため、商業店舗が入るかどうかはまだ定かではありません。
しばらく札幌市内のテナント店舗の大移動は続きそうですね。