旧卸売センター周辺再開発
札幌駅北口から徒歩7分、北6東2・東3の再開発工事が始まっています。
「北6東2」「北6東3」「北6東4」の3街区同時再開発ということで始まり、北6東4には元この場所にあった札幌総合卸センターの卸会社が入っている13階建ての『de AUNE(デ・アウネ)札幌』が2019年に竣工しています。
オフィスビル「デ・アウネ札幌」の竣工後、2021年4月頃には東2丁目,東3丁目も更地になっていたのですが、しばらく工事が止まっていました。

コロナの影響か資材の高騰等なのか、理由はわかりませんが若干の計画変更の後に工事が再開されました。
北海道新幹線のホームが創成川を越えて北5東1にもできることになり、東口改札も確定したことから利便性を考えての変更があったのかもしれないですね。
将来的にはマンションの価値を高めるためにも新幹線札幌駅から、北6東2のマンションとの直結もありうるかも?!

旧卸売りセンター工事の2022年7月現在の様子
札幌駅から新千歳空港方面に向かうJRの車窓からもみえるので、進捗をうかがっている人もいるかもしれません。
線路側から見た2022年7月現在の様子はこちら。

左手前にタワーマンション2棟、写真左奥のクレーンがホテルと思われます。
マンション+ホテルのトリプルタワーとオフィスビルの間に「カレス札幌医療センター」ができます。

ホテル・マンション・病院の詳細
北6東2にはマンション2棟とホテルが建設されます。
引用:札幌市トリプルタワーイメージ
北6東2タワーマンション
マンションは大京・京阪・ミサワホームの共同体で建設予定。
西棟、東棟の2棟構成で間に小さな公園ができる予定。
各220戸で高さは約100m。
西棟、東棟でスケジュールは異なると思いますが2025年に全面開業予定となっています。
北6東2ホテル
ホテルは大手カタログ通販のベルーナが計画
地下2階地上26階建、330戸のホテル計画です。
こちらは高さが99.79mということなので、3棟同じくらいの高さになるのではないかと思います。
ベルーナは、札幌のホテル業に積極的で「札幌グランベルホテル(2021年4月開業)」や「すすきのグランベルホテル(2021年9月開業)」を新設オープンしたほか、「定山渓ビューホテル」を買収後リブランドオープン(2021年8月開業)させたりしています。
まだ新しいグランベルホテルは、私も利用しましたがとても快適でしたよ。
天空露天風呂やオシャレな内装もよかったですよ^^
これ電気コードなのよー。
長くて邪魔だと思いきやこうするとオシャレよね🥰
どうみん割泊中〜#札幌グランベルホテル#douminwari pic.twitter.com/ToQc1w6fh2— しょーこ@札幌クリップ (@kotton105910) April 7, 2022
こういった素敵なホテルがまた札幌に増えるんですね。
北6東2のベルーナのホテルは2024年9月30日竣工予定となっています。

北6東3カレス記念病院
北6東3には最先端医療を取り入れた「カレス記念病院」が建設予定。
14階建てで病院棟は検査・手術・リハビリ・緩和ケアと5階までをフロアごとに分けて、6階以上が入院のための個室約320室となっています。
地下に駐車場を完備で約190台分とのこと。
病室は全室個室で、ナースセンターを廃止、医療用ロボットを導入等、医療の技術革新をすべく構想が練られている病院となります。
「※インテリジェントホスピタル」というそうです。
(※色々な院内業務や医療施設が高度に情報化された病院)
最先端の医療機器や医療ロボットがある医療関係者にもやさしい病院ということになります。
商業施設も入る模様。
引用:カレスサッポロ 北6東3カレスサッポロ医療センター完成イメージ図
引用:カレスサッポロ
2025年4月に開院予定となっています。
カレスサッポロ公式ぺーじはコチラ
まとめ
札幌駅の近い場所に、マンション・ホテル・病院ができるということは間違いなく人の流れが変わっていくこととなります。
創成川東側に新幹線札幌駅の建設があることで、創成川横断デッキの話もでています。
北6東2は徒歩7分程ですが、再開発で周辺が変わることで現在よりもずっと近い場所に感じる日がくるだろうと思います。
札幌駅と北6東2の間にある札幌中央郵便局がどうなるかも気になるところです。
札幌中央郵便局は1985年にできた建物で築37年が経っているため今後5年から10年の間に建て替えもしくは別の建物の話があがってくるかもしれません。
変わっていく札幌駅周辺再開発、今後も追っていきます。
