北8西1再開発事業
札幌駅北口から徒歩3分程の北8西1地区で大規模な再開発が進められています。
札幌駅の近くにありながら長い間用途や方向性が定まらず、様々な問題を乗り越えて行われている再開発です。
マンション、ホテル、多目的ホール、商業施設、オフィス、小劇場等が入る建物ができます。
住宅部分は「ONE札幌ステーションタワー」として624戸を予定しています。
A棟:地上48階、地下2階、高さ175.2m、住宅624戸、店舗、オフィス、駐車場等
B棟:地上14階、地下1階、高さ_50.7m、ホテル、店舗
A棟は現在札幌市内で一番高いとされるJRタワー(172m)を抜いて、175.2mとなる予定です。
引用:札幌市 A棟「ONE札幌ステーションタワー」完成予定の外観パース
2020年7月に着工し、現在は25階くらいまでできているようです。

まだ高くなるのに、下から見上げると高さに圧巻されます。
すでにB棟であるホテルも着工しています。

札幌駅から北8西1への地下通路を140m延長中
札幌駅から北8西1への地下通路もすでに工事が始まっています。
場所はすでに北口側にある地下通路の16番出口が一番近い場所になります。

引用:札幌市
上のマップの赤い部分の地下通路を工事中です。
地下の場所はどの辺かというと、東豊線さっぽろ駅から北口方面につながる地下コンコースの奥になります。

今は人通りも多くはない地下通路ですが、北8西1につながることで何らかの動きがでてくるのではないかと期待します。
既存コンコースの突き当りに16番出口の案内があるのですが、この防火扉の向こうあたりの壁を壊して北8西1への地下通路ができるのではないかと思います。

幅は4メートルということなので、既存コンコースよりは幅は減りますが140mもの延長はその地域にお住まいの方や通勤・通学されている方にはうれしいですね。
すべての方が地下道を使用することはないかもしれませんが、マンションは624世帯、ホテルや商業施設の利用者、またその関係者等を考えると完成後にはかなり多くの方が行き来することになります。
新しくできる地下通路には出入口が2カ所とされています。
歩道上が秀英予備校近くに 1 か所(階段)
再開発ビル内 に1 か所(階段及びエレベーター)


写真:地上道路からみた工事の様子
まとめ
北8西1は、場所柄マンションも高額になっており富裕層の方々がお住まいになる場所だと思います。
48階予定の前は50階の予定でしたが、その時のマンションの通り抜け通路のイメージは美術館の様になっていました。
入口となる屋内広場も開放的で緑もあり吹き抜けになっていました。
こことつながる地下空間ですから、おそらく素敵な空間になるのではないかと思います。
常設劇場も入るようですし、どのようなテナントが入るのかも楽しみです。
ただ利用開始は再開発完了後、もしくはマンション完成後になるかもしれません💦
札幌駅前だけに人の流れも変わるかもしれないですね。
