すすきの交番が3月4日から運用開始
建て替えをしていたすすきの交番が、2022年3月4日から運用開始となりました。
新しい交番には道内でははじめて自家発電機が導入され、建物の正面にはデジタルサイネージもあります。
自家発電機は、最大65時間稼働できるもので屋上に配置されています。

デジタルサイネージではさっそく防犯のよびかけなどを広報していましたよ。
鉄筋コンクリート5階建てで取調室の他、地域住民と会合するための「コミュニティルーム」もあるそうです。
また、職場環境に配慮して女性専用の仮眠室も設置されました。
働く警察官の数は、東京の歌舞伎町交番についで2番目に多いそうです。
今後は、警察官46人が24時間、3交代制で歓楽街の治安を守ります。
新しいすすきの交番は7代目
1880年(明治13年)に設置されて以来、移転や建て替えを経て今回新しくできたすすきの交番は7代目ということです。
前の交番は、昭和な雰囲気があり周りのネオンがあると見逃してしまいそうな感じでした。

写真:旧薄野交番とネオン

写真:旧すすきの交番 2019年10月撮影
建て替え中は約300メートル離れた南6西3に仮交番がありましたが、奥まった場所にありわかりにくかったです。

写真:南6西3にあったすすきの仮交番
やはり、すすきの交差点にあることで観光客等土地勘がない人にも交番の場所がわかりやすく安心です。
外観を昭和から令和への装い新たに薄野交番が始動です。


すすきの交番といえば
すすきの交番と言えば、不名誉ながらも日本の警察の活動を取材したドキュメンタリー番組「警察密着24時」等にも頻繁にでてくる場所です。
東京新宿の歌舞伎町交番が警察官約60人に対して、すすきの交番は2番目に多い46人の配置。
しかも管轄区域はわずか0.79平方キロ。
トラブルなどの件数は約3万件と日本国内の中でもかなり多めなんですって。
これからラフィラ跡地に新しい商業施設もできますし、すすきの駅もリニューアル予定です。
どんどん変わっていくすすきのの治安をまもってくれる大事なすすきの交番。
夜はどんな感じでライトアップして見えるのかまた行ってみたいと思います。

https://sapporokara.com/2020/11/12/susukino/