旧札幌卸センター周辺3街区一体再開発
当初の予定より遅れが生じていた卸センター跡地が、再び動き始めたようです。
北6東2,北6東3、北6東4と3街区に渡って再開発されることや、札幌駅に近いこと新幹線札幌駅予定地とは直結できるそうなくらいの近さということで注目されている場所です。
北6東4は、2019年12月にオフィスビル『de AUNE(デ・アウネ)』が完成しています。
次に北6東2のホテルに取り掛かると聞いていたのですが、旧卸センターの建物解体後にすぐに建設にとりかかる様子はなく、計画が滞っていました。(2020年9月時)
その後、再開したと聞いたので訪れてみました。
※札幌駅から苗穂方面(千歳方面)に向かうJRの中からも左側に見えますよ

北6東2再開発 ベルーナのホテルとタワマン2棟
現地に行くと現在は地質調査している段階の様です。
ホテルの建築看板はすでにありましたよ。


地下2階、地上26階建てで2022年2月1日に着工となっています。
ホテル、飲食店の他、公衆浴場と駐車場も書いてありますね。
地質調査で温泉がでたらホテルとしては、とてもうれしい出来事ですよね。
札幌駅JRタワー内にあるホテル日航札幌のスカイリゾートスパも札幌駅地下の天然温泉をくみ上げて使用していますから、もしかしたら温泉がでちゃうかもっとちょっと期待^^
北広島市の「エスコンフィールド北海道」でも温泉噴出がありました。
北海道ならではですよね。

ホテルの看板はありましたが、まだマンション2棟の建築看板は見当たりませんでした。

写真:左側がマンションの敷地、右側がホテルの敷地
JRの線路側は囲いが大きくあり中がどうなっているかわからないようになっています。

当初の発表では220戸の高層マンションが2棟新築予定で、都市公園もできるというものでした。
マンション部は地上30階・高さ100mとの情報もあります。
いずれにしてもトリプルタワーとなりそうですね。
もう少し時間がかかりそうですね。
北6東3には医療センター建設予定
3街区の真ん中の敷地になる北6東3。
社会医療法人社団カレスサッポロが約300床の医療センターを建築予定です。
いま現在、札幌市内にある時計台記念病院と北光記念病院を統合したもので、医療センターとオフィス棟の2棟構成の予定です。
引用:カレスサッポロ 北6東3カレスサッポロ医療センター完成イメージ図
医療センターは10階建て、全室個室で300床以上を構想中。
病院棟は2~3階 「検査・手術室」、4階「回復リハビリ」、5階「緩和ケア」、6階以上が入院フロアです。
隣にある「デ・アウネさっぽろ」と同じくらいの高さになる模様。
人工透析や障害者の患者が泊まれるような宿泊施設も40床つくる計画の様です。
オフィス棟には店舗も入り保育所やペットホテル等、来院、入院患者のかゆいところに手が届くようなサービスを考えているようです。
現在は大きく囲いがされています。


ただ、卸センターの象徴であった大きな塔がなくなっています。
↓ 写真:2020年2月

今のところ2025年竣工予定となっています。
まとめ
卸センター再開発もコロナ禍であるここ2年くらいの間に、遅れはあるものの少しずつすすんでいるようです。
札幌駅から徒歩7,8分以内の場所にホテル、マンション、医療センターができるとなると、新幹線による観光客やビジネスマンの他に地元民にも需要があると言えます。
北8西1の再開発と共に需要が高そうなエリアです。
