新型コロナウイルスワクチン接種について
2021年2月下旬及び3月頃から、北海道内でも医療従事者向けの新型コロナワクチン接種が開始されました。
ワクチン接種は2回必要ですが、医療従事者向けの1回目の優先接種は6月末までの予定となっています。
今後、高齢者の方や持病がある方からワクチンを接種していく運びとなりますが、今現在で国や北海道、札幌で決まっていることやわかっていることをまとめてみました。
接種が受けられる時期
接種を行う期間は、2021年2月17日から2022年2月末までの予定。
接種を受ける時の費用
全額公費で接種を行うため、無料です。
接種を受ける際の同意が必要
ワクチンの接種を受けることは強制ではありません。接種を受ける方の同意がある場合に限り接種が行われます。
予防接種を受ける際には効果とリスクをご理解いただいた上でご自身の意思で決めていただけます。受ける方の同意なく、接種が行われることはありません。
引用:厚生労働省
接種回数と間隔
ワクチン接種は2回必要。
1回目の接種から3週間後をめどに2回目の接種が必要です。
札幌市では現在国内で唯一承認されているファイザー社のワクチンです。
接種対象や接種順位
接種対象は接種する日に16歳以上である方が対象となっています。
ワクチン接種優先順位
1) | 医療従事者 |
---|---|
2) | 高齢者(2021年度中に65歳に達する、昭和32年4月1日以前に生まれた方) |
3) | 高齢者以外で基礎疾患を有する方や高齢者施設等で従事されている方 |
4) | それ以外の方 |
高齢の方ではあっても基礎疾患によっては受けられない方もおりますので、かかりつけ医に確認した上での接種となります。
また基礎疾患(持病)については、一般的知見から審議会で決定された以下のものになります。(変更の可能性あり)
妊娠されている方や授乳中の方もワクチン接種を受けることができますし、新型コロナウイルスに感染したことがある方も接種できます。
札幌市での決定事項
札幌市は高齢者が多く全人口197万人のうち65歳以上の高齢者は約54万人おり27.5%を占めています。
一度に全ての方々への接種が難しいことから、まずは、75歳以上の方々(昭和22年4月1日以前にお生まれの方)約27万人への接種から開始予定。
接種券の発送日は、2021年年5月10日(月曜日)から順次発送となります。
接種券が届いたら場所や日時を確認し、予約してから当日身分証明証を持って接種という運びになります。
1回目のみではなく2回目も予約が必要です。
予約受付開始 2021年5月19日(水曜日)午前9時開始予定 接種開始日 2021年5月24日(月曜日)以降
接種体制について
基本的には、普段から受診をしている身近な医療機関(かかりつけ医)ですが、医療機関での接種が難しい場合は、集団接種会場となります。
・「札幌エルプラザ」(北区北8条西3丁目)JR札幌駅北口より徒歩5分(地下道直結)
・「札幌パークホテル」(中央区南10条西3丁目)地下鉄南北線中島公園駅から徒歩5分
約480の医療機関で接種が可能。(詳細は接種券発送時同封の書面にて)
65歳から74歳までの接種券の発送は6月以降となります。
接種券は住民登録されている方に届きますので、何らかの理由で札幌以外に登録されている方には届きません。
また、札幌市民だけど他の市町村で受けたい場合や接種券の送付先を変更したい場合はお問い合わせセンターへの連絡しておいた方がよさそうです。
札幌市新型コロナウイルスワクチン接種お問い合わせセンター
電話番号:011-351-8646
受付時間:9時00分~18時00分(土曜日・日曜日・祝日も受付)

64歳以下の接種は未定
高齢者の次に優先されるのは基礎疾患のある方や高齢者関連施設で働く方々となります。
札幌は高齢者施設も多いので、持病等がない健康な64歳以下の接種についてはまだ先がみえない状態です。
札幌市内には高齢者施設も多いですから、高齢者関連施設で働いている人もかなりいらっしゃると思います。
64歳以下の健康な方は、いままでどおり感染予防対策をして待っているしかありません。。。(;’∀’)
札幌市も在宅勤務を促すべく助成金を出したり、呼びかけしたりしていますが地下鉄に乗っている分にはその効果は残念ながら感じられません。
札幌市の5月8日の感染者数は270人を上回り、道内感染者も過去最多の403人となりました。
1年以上このような生活を続けて不安やストレスも出てきてしまいますよね。
私自身もそうですが、滅入ることなく日々を過ごしたいです。
コロナ情報、ワクチン情報については日々変わりますので、うまく情報収集をして逆境に負けず乗り切っていきましょう。

