「和洋折衷喫茶ナガヤマレスト」はバスセンター前駅から徒歩10分ほどにある永山公園内にあります。
サッポロファクトリーのすぐ近くにあるのにもかかわらず、知る人ぞ知るカフェ。
北海道指定有形文化財とされている建物内なので、大きく看板をだしていないせいもあるかもしれませんね。
季節によっては永山公園をお散歩しながら寄れる場所です。

和洋折衷喫茶ナガヤマレストとは

カフェの入口は、本当でここでいいのかと思いながら玄関ドアを開けました。

まず、靴を脱いで入ります。
この時点で宮沢賢治の「注文の多い料理店」を思い出した娘がビクつきました(笑)
靴を脱いで入るカフェはあまりないですからね。
中に入ると・・

レトロな空間にたくさんのドアがあります。
ここにカフェがあるの?!と驚きながら、看板前のドアをおそるおそる開けるとおしゃれなカフェ空間が広がっていました。

昼時をはずしてきたのに満席。
やはり人気がありますね。

お店のおすすめとあったのでプリン・ア・ラモード注文し、とってもおいしくいただきました。
こんなに豪華だなんてうれしい^^
アイスにのっているのは、最中を半分チョココーティングしたものです。おしゃれー♪
お皿も食器も今はあまり見ない形で、こちらもなんだか懐かしい感じです。
ランチの後で来てしまったことを後悔。
カレーやオムライスも次回は食べたいと思いましたし、他のデザートも映え間違いなしです。
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旧永山武料亭及び旧三菱鉱業寮内
北海道指定有形文化財であるこちらの建物は、無料で館内の見学もできるようになっています。

2階はイベントにも使用できる様でしたし、図書館もありました。


文化財というと疎遠な感じがしますが、1階にカフェがあるためか見学されている方も複数いましたよ。
ただ足が冷たいので冬場は注意が必要です。
永山武四郎さんは、1872年に薩摩から開拓使として札幌に在勤して、屯田兵の育成に貢献した方なんですって。
1881年に札幌に自ら土地を購入してご自宅を建てたそうです。
旧永山亭の中も見学することができ、当時のトイレや手洗い場も入れますよ。
落ち着いた空間のカフェ テイクアウトも
いまならデリバリー緊急対応店としてテイクアウトできる商品もあるようですよ。
ナガヤマレスト周辺には、商業施設である「サッポロファクトリー」や再開発中のツインタワーマンション「ザ・タワーフロンティア」に囲まれた近代的な建物と、カトリック北一条教会や旧麦酒会社工場等歴史的な建造物等の新旧が混在している地域です。
そんな中で凛としたたたずまいがある旧永山邸は、落ち着いた空間で安心感があります。
長居してしまいそうなカフェです。