時計台が11月30日までライトアップ中
札幌市時計台が七色にライトアップ中です。
「札幌時計台ルミナリエ」と称されており2020年11月30日まで30分ごと約3分間のライトアップショーが観られます。
1972年の札幌冬季五輪のテーマ曲「虹と雪のバラード」にのせてショーが行われていますよ。
私もこのテーマ曲は知らない年代ですが、やわらかな音調で空間全体が落ち着いている雰囲気の曲調です。
昔使われていた「ムーディ」という言葉がぴったりな感じです。
普段見る時計台とは少し違う時計台をみることができますよ。

写真:通常のライトアップ
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写真:時計台ルミナリエ中のライトアップ
ショーは17時から21時30分まで30分毎に行われています。
札幌時計台の魅力
時計台は北海道を代表する歴史的建造物であり、国の重要文化財でもあります。
建設は1878年ですが、1881年まで時計台はついていなかったんですって。
明治時代の北海道開拓の歴史を象徴するシンボルとなっており観光客が訪れる定番スポットとなっています。
現在はビルとビルの谷間にあり、残念ながら目立たない状態です。
日本3大がっかり観光スポットと言われつづけて、何年も経ちますね(;’∀’)
でも、見る角度や季節により写真の中でも様々な魅力を見せてくれる素敵な建物なんですよ。



私も何となくカメラを向けておりたくさん写真を撮っています。
また、毎時間に響き渡る鐘の音も心落ち着かせてくれる良い音色です。
SNSフォトキャンペーン実施中
2020年11月30日まで「SNSフォトキャンペーン」を行っており、時計台の写真をinstagramに投稿するとプレゼント抽選に参加可能です。
札幌市観光需要回復支援事業として行われています。
他の方の写真を見ると同じ建物なのに視点が違うとこんなに違って見えるんだなと不思議な感じがします。
投稿画面を時計台の入口で提示することで抽選に参加できます。
通常の入場料は大人200円かかりますが、当選すると無料で入館できます。
SNSフォトキャンペーンの公式ページはコチラ
時計台が大通公園から観えるようになる?!
札幌時計台には過去に移転の話があがっていました。
日本三大がっかり名所とよばれることを払拭したいということで浮上した案ですが、市民からは賛否両論があり現在の位置にもともとあったのだからということで移転の話がなくなりました。
高いビル群に囲まれていることで、確かに小さく見えてしまいますよね。
そこで札幌市が将来的に構想しているまちづくりが、時計台の場所を変えずに大通公園から時計台が見えるようにする案です。

NHK放送局が北1西9へ移転した後に札幌市役所を建設し、その場所を緑地化しようというものです。
札幌市役所と同じ街区にある元NTT大通西2丁目ビルは中央区役所の仮庁舎となる予定です。
札幌中央区役所の新庁舎完成が2025年ですので、確実にそれより先の話となります。
時計台斜め向かいにある北海道新聞社の移転も決まっていますし、大通公園を創成川を越えた東1丁目まで延長する案もあります。
時計台の場所は変わらなくとも将来的には時計台を取り巻く環境が変わってくるかもしれないですね。
