札幌市の人口増、200万人都市になる可能性は?移住への関心は全国的に増加 2020年8月現在



北海道は人口減、札幌市は人口増

総務省発表の人口統計によると2020年1月1日現在では、北海道全体では昨年比42,000人減で22年連続減少とのこと。

減少数は8年連続で全国最多。

でも、外国人は4万人も増加しています。

(※コロナウィルス感染拡大前の数値ですから人数は多少変わってきているかもしれません。)

北海道内の人口は減っていますが、札幌市はというと3856人増となっています。

札幌市は「2015年頃から人口減少していく」という予想をたてていましたがはずれました。

その後、「2020年頃から減少」と訂正していますがまたはずれてしまうかもしれませんね。

道内で人口が増えたのは札幌市の他は江別市・恵庭市・千歳市の4市のみ。

札幌圏に人口が集中しています。



札幌市の人口が増え続ける理由

札幌市の人口が増え続ける理由としては、東京圏の人口が増えるのと同様ですが若い世代の進学先である大学や学校が多いことがあげられます。

札幌圏以外よりも仕事の種類が多いことで仕事の選択肢が広がるという所で若い方も転入してくるという要素があります。

また、ファミリー層が子供のことを考えて少しでも良い学校へと考えた時に、北海道内では札幌圏に多くの学校があるため転入してくるということも考えらえます。

出張が多いお仕事をされている家族がいれば千歳市や恵庭市に住んだ方が札幌にも新千歳空港にも近く便利だということは、想像がつくかと思います。

 

そして高齢者層の札幌転入が多いのは医療施設が充実しているからでしょう。

札幌市内にはたくさんの病院や医療施設、サービス高齢者住宅等があります。

自然と都会がほどよく調和しており、医療機関が近くにあれば道内地方のそれなりの所得がある高齢者は移り住むのだろうと思います。

豊平川

また、雪かきの負担減をもとめてマンションへ移住と思っても地方都市にはそういった建物がない場合もあります。

歳を重ねると思うように身体が動かなくなりますし、屋根の上の雪下ろし等は危険になってくるということも移転理由にあるのではないでしょうか。

更には道外の方からの人気も相まって、旅行で札幌を訪れた方がいずれ移住したいと考えていたり進学先に札幌を選択したり、実際に札幌に移住したりという方も多いです。

教育・医療・福祉・文化・自然のどれをとっても政令指定都市である札幌は、道内の他の場所より魅力的ということなんでしょうね。



コロナ禍の影響でみる人口推移

では、コロナウイルスの影響がどのように人口推移になったのかを見ていきたいと思います。

以下は、統計さっぽろ(月報)7月号の数値をグラフにしたもので2019年6月から2020年6月までのデータです。

おそらく2020年4月前後に転勤等で転入予定だった方が2月から4月に引っ越しするのを取りやめ、5月にズレこんだという予想ができます。

2020年8月現在の人口は少し減っていますが、過去の5年のデータをみる月ごとに増えたり減ったりを繰り返して最終的には毎年3000人から6000人増えています。

2020年8月札幌人口

あと約26,700人程増えると200万人となります。

札幌市が200万人都市を目指しているわけではないですが、地方のJR路線がなくなってしまったり核家族化や高齢化社会を考えると7,8年後には更に北海道内の一極集中が進み札幌市の人口が増える可能性もあります。

それよりも人口減の波が高ければ、200万人都市とはならずに減少していくことも考えらえます。

国が目指す地方創生が札幌もしくは北海道に凶と出るか吉と出るかは、まだわかりません。

でも、人口減や少子高齢化の波は確実に近づいており空き家問題等の何らかの影響が出始めています。

コロナ禍の今、働き方も見直されてきていますが、自分自身はどのような土地に住み生活したいかなどと考える人が増え、移住への関心は高まっていると言えます。