札幌中心部にセイコーマートが多店舗オープン
セイコーマートが札幌中心部で続々オープンしています。
2020年4月28日に狸小路の業務スーパー隣に出店したと思ったら、今度は老舗オフィスビル「昭和ビル」に2020年7月15日に大通西5丁目店をオープン。

昭和ビルはその名の通り、1967年に東館、1977年に南館が竣工しており昭和にできたビルです。
すでに半世紀を超えていますが、地下鉄駅出入口もあり周辺の会社員等の出入りが多い場所です。

今後は、2020年4月にオープンしたばかりの千秋庵ビルにも出店予定ですがこちらは外観がとてもオシャレな感じ。


バリエーション豊かなセイコーマート
他のコンビニだと出店しそうもない場所や広さがある場所にオープンできるのが自由度の高いセイコーマートの強みといえます。
例えば、北大敷地内にオシャレなジンギスカンパーティができるセコマをつくってしまったり、


北海道庁本館地下に巨大なイートインスペースがある店舗をつくっていたりします。

他のコンビニは、同じような広さ同じような形が多いですがセイコーマートはバリエーションがありおもしろいです。
地方には地域密着型の「ミニ・セコマ」もありますよ。
また、24時間営業ではなく16時間営業が原則となっているので従業員にもやさしい店舗と言えます。
北海道ならではの自然の恵みを生かして、豊かな資源や素材をつかって魅力あふれる商品を開発しています。
これが100円台で購入できるのですから、お財布にもやさしいですね。

北海道の主要都市から過疎地まで出店
セイコーマートは1971年に1号店を開店し、10年後には酒販店舗を中心に100店舗となりました。
他社よりローコストで運営する事で、過疎地でも少ない売上で採算がとれるように工夫されています。
だから、他の大手コンビニが避けて通るような、田舎にも出店できる訳です。
そのため他社と競合もおきず、地域の市場を独占でき経営ができます。
お弁当、おにぎり、惣菜ももちろんですが生鮮品も豊富で、野菜やお肉も小分けして販売されており過疎地等の地域住民にも大変需要があります。
地元住民のちょっとした買い物や、公共料金の支払い、コピーや雑誌購入など、夜遅くまでやっているため人気があり、売り上げや利益もあがっています。
私も道内地方に住んでいたので、夜は特に暗闇の向こうにセイコーマートがある安心感、ホットシェフであたたかいおにぎりやお弁当を購入できる幸せな気分とってもよくわかります。

セイコーマートの豆知識
その1
サービス産業生産性協議会が発表した2019年度顧客満足度調査のコンビニ部門で、「セイコーマート」は4年連続全国1位となりました。
大手コンビニよりも少ない店舗数で満足度が高いと評価されているんです。
道民としてはちょっと誇らしいですよね^^
その2
セイコーマートの名称は、お店を「成功」させるという意味合いと、初代社長の西尾長光さんの「西」から取って、「西光」から「セイコーマート」と命名された模様。
その3
セイコーマートは「日本に現存する最も古いコンビニエンスストア」だそうです。
地場の酒販店舗がセイコーマートへ転換したので、そういばコンビニができる前からあったかも?!という店舗も多いはずです。
場所によってはコンビニというよりは、地域のライフラインを担っているセイコーマートもありますよね。
北海道地元コンビニの快進撃はまだまだ続きますよ^^