ホームセンター「コメリパワー」が札幌発寒に初出店予定
ホームセンターの「コメリパワー」が札幌第一号店として出店予定です。
場所は、西区発寒の追分通沿いのヤマダ電機の隣の土地になります。
同じ並びにケーズ電機、ヤマダ電機向かいにはクロスモール新発寒もあり自家用車での買い物客でにぎわう場所です。

そして線路を越えてすぐに競合のDCMホーマックがあります。
更には車で約8分程の場所にはスーパービバホームがあります。
あえて競合店が複数ある場所に出店は、やはり自信があるということのあらわれでしょうね。
かなり広い土地なので店舗はもちろん駐車場の規模も大きいはずです。
ヤマダ電機テックランド発寒店と2棟体制で2020年7月着工予定です。


株式会社コメリとは
札幌には初出店になりますので馴染みのない方もいらっしゃるかもしれませんが、北海道内にはすでに27店舗あります。
株式会社コメリは新潟の会社で、1977年にホームセンター業界へ進出し1号店をオープン。
北海道内へは2014年の苫小牧市を初出店を皮切りに、旭川や帯広、苫小牧、岩見沢、砂川等にあります。
小型店の’コメリハード&グリーン’、’コメリリフォーム’、そして今回札幌に初出店する大型店の「コメリパワー」があります。
札幌への出店は「コメリパワー」で現在は旭川・砂川・岩見沢にある形態と同じ。
2018年4月には苫小牧に「北海道流通センター」を新築しており、商品仕分けや保管が流通センターでされていることから今後も店舗を増やしていくでしょうね。
引用:株式会社コメリ
コメリとDCMホーマックの違い
北海道内ではホームセンターといえばホーマックですよね。
やはり、ホームセンターの中では売り上げ1位です。
コメリはカインズとともに全国で2、3位なのですが、対前年比がとても伸びている会社なんですよ。
また、西友や業務スーパーと同じでEDLP(イーディーエルピー)という価格戦略をとっており、商品を年間を通じて同じ低価格で販売することができます。
これにより特売期間を設けることはなくいつでもお安く購入ができるんです。
プライベートブランドもローコストでつくっていますし、リフォーム相談やお家のトータルコーディネート、ペットホテルも他店舗にはあります。
ホーマックよりは、建築・土木・農業寄りの道具の種類が多い感じです。
食品や家庭用品、ファッション用品の扱いもあります。
ちなみに現在のホーマック発寒追分店にはすぐ目の前にスーパー北海市場があり、食品の買い物も近くでできて便利です。

ホームセンターの価格競争が消費者のメリットに?!
コメリが競合店の多い中に出店することで、価格競争が始まり価格が安くなる可能性があるので消費者にはうれしいことです。
商圏範囲は半径2㎞で1日の集客は約6000人を想定されています。
規模や建築イメージがないのでわかりませんが、2021年2,3月あたりにはオープンできるかな。
コメリは、清田区北野にもコメリパワーを建設予定です。
札幌に出店してみて旭川や函館、釧路と出店する店舗が多い中で、地方で出店してから札幌へ出店する形は店舗面積が広いことや農業用品やDIY用品が多いことからだと思われます。
札幌以外でDIY用品と農業用品に特化された店舗をつくってニーズを把握
↓
物流センターで流通を確保
↓
低価格の食品や日用品という付加価値をつけて札幌に出陣
経営戦略って簡単に書くとこんな感じなのでしょうか。(勝手な解釈)
生活に身近なホームセンターが大型店としてでき、且つ食品を扱っているとなおうれしいです。
他店舗と何が違うのか、どんなプライベートブランド商品があるのか楽しみにしています。
★コメリパワー発寒店・ヤマダ電機テックランド発寒店
札幌市西区発寒10条14丁目1069

