札幌都心部の地下空間の形成 再開発で更に広がるか



札幌都心部の地下空間拡大の理由

札幌の地下通路は、南北に約1.7キロ、東西に約1.2キロに及びます。

札幌の地下空間が拡大していくのには、やはり冬場に雪が降るというのが大きな理由です。

都心部で冬を快適に過ごし、且つにぎわいを創出する地下空間の形成は札幌市にはもうなくてはないものとなっています。

地下街直結にするビル内の商業施設やホテルは売り上げが伸び、足元が悪い冬場は特に大勢の人でにぎわいます。

都心にある商業施設等に行くには地下街を通れば、信号で止まることなく進めて快適です。

もちろんバリアフリーのため身障者の方やベビーカーにも優しい造りになっています。

少し歩くと憩いの場が点在しており高齢者にもやさしい地下空間となっています。



札幌地下空間の歴史と全体像

札幌駅周辺では、1952年から札幌駅前の商業施設アピアの前身である「札幌ステーションデパート」が始まりです。

札幌駅南口再開発が行われた1999年に地下が大改装されてほぼ現在の形ができあがりました。

 

札幌駅前はその後2003年にJRタワーができ、地下空間も大きくなりました。

札幌駅地下街

一方、大通駅には1971年に南北線の整備が行われ大通駅とすすきの駅をつなぐ「地下街ポールタウン」と大通駅とテレビ塔を結ぶ「地下街オーロラタウン」がオープン。

そして札幌駅と大通駅の地下を結ぶためにできた札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)ができたのは、2011年になります。

チカホMAP

長い間、札幌駅と大通駅の地下通路ができなかったのは地上にある店舗等が反対したためと言われています。

本当かどうかは定かではありませんが・・・

札幌駅から大通駅までの520メートルにわたる地下歩行空間ができたことにより、人の流れが大きく変わりました。

現在、札幌都心で行われている再開発はほとんどが、地下通路と直結している案件ばかりとなります。

南北に約1.7キロ、東西に約1.2キロですが、今現在工事中や延伸予定の場所もありこれからも拡大していく予定です。

今後の地下通路延伸について

上記のマップで、「延伸予定」部分は北8西1再開発が決定しつつあった時に地下通路延伸の話があがりました。

北8西1再開発は、2020年7月着工予定で2023年末に竣工予定となっています。

おそらく地下通路はその前には完成すると思われます。

札幌駅北口北8西1再開発 今度こそ?!2020年7月着工予定

 

次に「整備中」となっているところは南2西2の巨大駐輪場を建設している場所です。

当初の予定より長引いていますが、2022年中に完成予定です。

南2条西2丁目周辺巨大駐輪場工事中 2020年1月現在

そして「次はここ?!」と書かれている場所ですが、こちらはすでにかなり前に工事をしていて通路があるという話です。

西2丁目線 西二丁目通路

地下通路の行き止まりまで行くと、確かにどちらもドアがあります。

すでに開通していて、あとは拡張のみとなっているのかもしれないですね。

開通という話はまだあがっていないのですが、おそらく次の地下通路延伸はここではないかと思っています。

こちらがつながれば、東豊線札幌駅から大通駅までの通路ができ地下歩行空間とは別の経路で駅を行き来できるようになります。



まとめ

札幌都心部のあちらこちらで再開発が行われており、その計画にともなって地下空間も拡大しています。

地下通路ができれば、利便性がよくなり回遊性向上につながります。

民間開発と連携して地下ネットワークを広げていくことにより、再開発に一層弾みがつくことを期待します。

写真:2019年3月オープンの「ミナパ」

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