東京五輪、札幌マラソン・競歩コース決定までの経緯-「#札幌は悪くない」



東京オリンピックの札幌開催に驚き

2019年11月、急きょ2020年東京オリンピックのマラソン・競歩の会場が札幌になると発表され多くの札幌市民、道民を驚かせました。

東京都の小池知事が「合意なき決定だ」と述べたり、「涼しいところなら北方領土で」なんて元島民の気持ちを考えず発言したことで私の中ではかなりのイメージダウン。

輪をかける様に「とくダネ!」や「ミヤネ屋」、「ひるおび」等の報道番組で「一流選手は出たがらない」や「本当に悲しい」、「何もない」「ダレるコース」等と言われたことから、札幌市民や道民が”札幌は何も悪いことしていないのに!”とSNS上での批判が大きくなり話題となりました。

「#札幌dis」や「#札幌は悪くない」というハッシュタグも登場。

でも、その「dis(否定する)」から「Discover(発見)」につなげていこうという意見もでて、少しずつ前向きになってきました。

SNSの批判を逆手に魅力を発信していこうというものです。

 

東京から札幌に決定した理由

IOCが東京から札幌にコースを変更したのは、選手のことを思ってのことです。

暑さ対策を考えての「選手ファースト」ですよね。

1385万人もが住む東京と比べると札幌は「何もない」と言われてしまうのは仕方がないのかもしれませんが、「街が殺風景だから」とか「アナウンサー泣かせ」とか全く論点がズレていると思います。

沿道にマンションを買った人がいるっていう話には苦笑。

東京でマラソンや競歩を楽しみにしていた方々もたくさんいたのだと思いますが、ちょっと発言が大人気なかった。

まずは、近々に迫っているため短い期間の間にどのように準備していくのか、費用やチケットの手続きはどのようにしていけばいいのか。

ギスギスせずに、アドバイスやノウハウをいただけたら時間をそういうところにとられなかっただろうにと残念に思います。

それを代弁してくださったのが小樽出身の加藤浩次さん。

「僕なんか北海道出身だからっていうわけでもないんだけど、札幌はさ、急に言われてるわけ。

札幌が無理やり奪ったわけでもなんでもないわけ。

IOCに、札幌が、急に言われているわけ。急に言われてなんとかしようとしているのが札幌。

がんばろうとしている。そこでやれと言われるんだったら”私達がんばります”って、やろうとしている。そこに対して今あーだこーだと言ってもしょうがない。

これ札幌が悪いわけでもなんでもないんだから。

今急に言われて困ってる札幌に、本当に、東京オリンピックの運営側、日本陸連、組織委員会、東京都、全部協力しないとだめよ札幌に。

なんで”お金を払わない”とか(言われるのか?)、札幌悪くないんだから・・・・って僕は思うんだけど、あまりに北海道びいきですか」

なんだかジーンとしちゃいました。

よくぞ言ってくれたと「スッキリ」

東京で準備していた関係者は落胆もあるでしょうけど、まさにおっしゃる通りですもんね。

決定したマラソン・競歩コース

市民や道民が、色々な思いを持っている中で札幌市や北海道は準備をすすめておりマラソンコースが決定しました。

大通公園をスタートして、前半は札幌の中心部の20キロを一周。

後半は10キロを2周することに決定しました。

また、距離を調整するためにスタートからすぐは大通公園を2周することになりました。

警備やボランティアの人数を考えると同じところを周回する方が賢明だからです。

最終的なコースの測定は雪が溶けた4月頃に実施する予定です。

引用:NHK WEB NEWS

男子20キロ競歩は2020年8月6日、午後4時半スタート

男子50キロ競歩は2020年8月7日、午前5時半スタート

女子マラソン2020年8月8日、午前7時スタート

男子マラソン2020年8月9日、午前7時スタート

の予定。



札幌の夏のイベントはどうなるのか

8月の札幌は過ごしやすいため観光の繁忙期でもあります。

毎年、約13,000席と大規模に行われている国内最大級のビアガーデン「札幌大通ビアガーデン」はどうなるのか。

大会組織委員会は資材や機材の置き場の確保として、公園を1~1カ月半使うことを想定しているそうです。

ビアガーデンは行うことになりましたが、規模縮小となるのかマラソンや競歩日程のある日のみが中止となるのか等はまだはっきりしていません。

 

オリンピック関係者の宿泊先の確保で観光客の宿泊先は確保できるのか等と問題点もあがっています。

2020年の夏は、宿泊費の価格が上がってしまうこと間違いないですね。



まとめ

ふってわいた災難なのか幸運なのかは、これから次第。

札幌市の秋元市長も北海道の鈴木知事も「オール北海道で機運を盛り上げていきましょう」とおっしゃっています。

赤れんが庁舎は実施される8月は改装予定でしたがPR拠点として活用することを考えたり、沿道に食や観光をアピールする展示ブースを考案しています。

また、冬季五輪招致を念頭に札幌の冬季スポーツ施設を紹介し、冬のリゾート地としての北海道もアピールする考えです。

好機と取って動き出しています。

一札幌市民としては、やはり何らかの形で応援・協力したいところです。

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