札幌-再開発

中島公園周辺整備構想-MICE施設完成に向けて

※この再開発計画は2021年1月に白紙となりました

中島公園周辺整備構想

札幌市は、地下鉄中島公園駅周辺の「まちづくり基本構想」についてを発表しています。

中島公園駅を中心に、半径400メートルを対象に策定する方針です。

半径400メートルをだいたいで示してみると上記の範囲内です。

すすきのの南6条あたりから、中島公園の半分くらいまでとなります。

なぜ中島公園周辺の整備がはじまるのか・・

中島公園駅は、札幌駅から南北線で、駅3つという利便性の高い場所でありながら大規模なみどりを有する場所です。

周辺には、文化施設・芸術施設があり、歓楽街であるすすきのにも隣接しています。

にぎわいの他に、札幌ならではの四季や文化・芸術を体感できる場所となっており貴重な場所と位置付けられています。

さらには、2025年にMICE施設を建設予定です。

2025年にMICE施設完成予定

MICE施設は国際会議や学会、研修やセミナーを行う施設です。

年々、規模の大きい会議等が増えていますが、札幌市内にはたくさんの人数を収容できる施設がありません。

大きい学会では1万人規模のものもあるようですが、札幌市東区の札幌コンベンションセンターの大ホールの収容人数は最大2500人とのこと。

 

札幌市がなぜMICE施設を推進したいかというと、ズバリ経済効果が見込められるからです。

会議に出席された方々が市内で消費する飲食・宿泊・交通・買い物等に経済効果があること、会議で来訪された方が再度、観光で来てくれるかもしれないという相乗効果も期待しています。

観光客以外にも札幌を知ってもらい、次は観光で来てもらいたいという再来狙いがあります。

札幌市での国際会議や全国大会・ビジネスコンベンション等は、年々増加する傾向にあるそうで、特に増加傾向にある、3,000~10,000 人規模の国際会議をターゲットとしている様です。

中島公園のMICE施設は、札幌パークホテルと一体で整備予定

地下鉄中島公園駅からも雨風に当たらず移動できるような動線を確保する予定です。

まとめ

MICE施設は、すでに建設が決定しているものの中島公園周辺整備については、基本構想検討中です。

議会で予算が通れば具体的な検討に入ります。

中島公園駅から半径400メートルとしていますが、主には札幌駅からMICE施設までの道のりや中島公園内の北海道らしい周辺環境を整えるものと予測します。

すすきの駅から中島公園駅までは、古いビルや暗く閑散とした場所もありますからね。

一方で風情がある鴨々川や未利用地等の活用にも乗り出すのではないかと思われます。

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