札幌市交通局のまちづくり計画案-地下鉄券売機など多言語化

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札幌市交通局の事業計画

札幌市交通局は、2019年度から2028年度までの10年間に渡る事業経営計画を発表しました。

事業計画では、

1.安全の確保

2.快適な利用客へのサービスの提供

3.まちづくりへの貢献

4.経営力の強化

上記の4点があげられています。



「1.安全の確保」

安全管理を担う人材育成、2018年に発生した北海道胆振東部地震での経験を踏まえて、災害時の安全確保に向けた施設整備を検討します。

 

「2.利用者へのサービス」

保護者1人と一緒に無料乗車できる幼児の人数を増やしたり、民間企業と連携したサービスアップ、精神障がい者に対しても運賃割引制度等を実施予定です。

 

「3.まちづくりへの貢献」

訪日外国人の増加から高齢化社会への対応まで、札幌市内のわかりやすいまちづくりを目指します。

北海道新幹線の札幌延伸、冬季オリンピック・パラリンピックの誘致に向けた対策を行います。

 

「4.経営力の強化」

経営面-地下鉄建設費用を、札幌市の一般会計から約408億円の出資

路面電車-経営基盤の強化を図るため、2020年4月に上下分離予定。

施設・車両の保有整備は札幌市交通局が継続ですが、旅客輸送は別の事業者(札幌市交通事業振興公社選定済み)が行う予定です。

引用:札幌市写真素材集-新型低床車両ポラリス

「まちづくりへの貢献」が注目

4項目の中で、一番市民や観光客の目にわかりやすいものが「まちづくりへの貢献」です。

外国人観光客の増加、高齢化社会への対応、2030年の北海道新幹線の札幌延伸、冬季オリンピック・パラリンピックの誘致に向けた対策を含め「まちづくりへの貢献」を検討しています。

バリアフリー化、案内表示など多言語化、地下鉄への無料Wi-Fi設備の導入、路面電車の車両基地の改良などがあります。

 

札幌市交通局は外国人観光客増加に伴い、市営地下鉄の案内板や券売機等の多言語化をすすめます。

案内板には、各路線への乗り換え表示や最寄施設を紹介する出口表示などがあります。

現在は日本語のみか、英語との2か国語併用の案内板があり統一されていません。

また今現在の地下鉄駅内についている防犯カメラは、全49駅に合計500台以上設置していますが、その時点の映像のみで録画機能はない状態。

これは、外国人観光客が多い札幌で今頃の対応?とも思ってしまいますが、莫大な費用がかかってしまうためやむを得ないという事情もあります。

 

案内板は2022年度、券売機などの多言語化と防犯カメラの切り替えは2028年度の完了を目指しています。

地下鉄の券売機228台と精算機131台の合計359台も4か国語対応となります。

カメラの更新に合わせて順次録画機能のあるカメラに交換する計画です。

 

更には、東西線と南北線の車両は2023年末までに全車両の改修を行う予定。

路面電車では、低床車両を2022年度まで毎年度2両、それ以降は2028年まで1両継続投入します。



まとめ

市営地下鉄、路面電車の両事業の建設改良費に、2019年度から10年で2000億円を投じることになります。

札幌市内の足である交通網をより安全により快適に運営してほしいです。

2019年10月の消費税増税による地下鉄乗車料金値上げもやむを得ないです。

でも、消費税が上がっても給料があがる予定のない市民は頭が痛いですね。。。

 

余談ですが、外国語対応もいいですが、札幌市内にはユニークな看板表示もあります。

他の都市と差別化するためにも、こういったすこーし遊び心がある看板表示だと楽しいのになと思っています。

 

 

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