ゾウ4頭がやってきました
札幌市円山動物園に、アジアゾウ4頭がミャンマーからやってきました。
円山動物園としては、11年ぶりになるゾウ飼育再開になります。
新千歳空港で大型の動物が一度に4頭運び込まれるのは初めてで、空港では大掛かりな作業となりました。
27歳のオスが体重3トン
10歳、15歳のメスが2.5トン
5歳のメスが1.5トン
これにコンテナの重さを含めるとすごい重量になります。
ミャンマーから特別便で到着。
新千歳空港では、検疫や衛生証明書の提出等で約1時間かかった模様。
12時間もコンテナに入っていてかわいそうだから、そういう手続きはどうにかスムーズにならないものなのかなぁ。
空港から円山動物園へ輸送
ミャンマーからやってきたゾウ達は、新千歳空港を19時半頃出発しました。
飛行機から降ろしたコンテナをトラックに積み込むのも大変ですね。

引用:北海道ニュースUHB
札幌円山動物園へは1時間半程です。
無事円山動物園へ到着。
さっそく、2018年9月にできたばかりのゾウ舎へコンテナごと運び入れた様です。

引用:円山動物園 2018年9月完成ゾウ舎
舎内をゆっくり探索したり、食事をしたりと落ち着いた様子とのことです^^

引用:円山動物園
まだ、名前は公表されていません。
ミャンマーの時のお名前をそのままなのか、新たな名前にするのかは公式ページにはありませんでした。
5歳のゾウは少し興奮したところもあった様ですが、母親像と一緒になると落ち着いた様です。
知らない場所へやってきて、新しい住まいに入れられて驚くのも致し方ないですね。
でも、4頭とも元気で食欲もあるようで安心しました。
一般公開は2019年の2月から3月になる模様です。
トレーニングを少しずつ行っていくので、円山動物園にいくともしかするとゾウが見られるかもしれないですよ。
ゾウ舎施設の概要
ゾウ舎施設内は大きく分けると、屋外放飼場、屋内放飼場の2つのエリアに分かれています。
屋外屋内共にプールがあります。
冬の間は、雪があるため屋内のみになりそうですね。

深さは3メートルあり、ホッキョクグマ館と同様で泳いでいる姿をガラス越に観察できるようです。
屋内プールは、国内のゾウの飼育施設では初めての試みだそうですよ。
また砂浴びが大好きなゾウ達のために、屋内外どちらも床材は砂を使用。
ゾウが生き生きと暮らすための工夫や、健康維持するための環境を整えています。
まとめ
円山動物園のゾウは2007年に花子が推定60歳で亡くなってしまってから、ゾウがいない動物園でした。
北海道内でも、おびひろ動物園にインドゾウが1頭いますがかなりの高齢です。
そのため、北海道民にとっては待望のゾウ達というわけです。
ミャンマーは気温が高いイメージがあるので、寒い場所は大丈夫なのかなと思っていたら、ゾウ舎は20度に保たれているそうです。
ゾウにとって快適な温度なんですね。
来年の春には、お顔を拝見できるかな♪

