野幌森林公園の百年記念塔、解体決定

北海道百年記念塔の解体が決定

札幌市厚別区にある「北海道百年記念塔」の解体が決定されました。

北海道は2016年から解体か存続かで協議されてきましたが、老朽化による安全性面と維持費等の問題で解体が決定された模様です。

百年記念塔は、北海道命名100年の1968年に着工され1970年に完成した高さ100mの記念塔です。

鉄骨造りで、高さ23メートルの展望台からは石狩平野を一望できました。

塔の造形は、空に向かい無限に延びる曲線によって未来への発展を象徴、塔壁面の凹凸は風雪と闘った歴史の流れを表現、塔断面は「北」の文字を表します。

平面部分は六角形の雪の結晶を表しています。

建設時は5億円かかりましたが、半分は道民などの寄付で賄われて建設された塔です。

現在では老朽化で金属片が落下するなどしており、2014年から閉鎖されています。

道の試算では、今後50年間の維持管理費は、展望台を使えるように補修した場合が約28・6億円、立ち入り禁止のままの場合が約26・5億円。

そして解体撤去が約4・1億円と試算されていました。

今後の跡地の活用について

道庁の発表によりますと

「安全確保や将来世代の負担軽減の観点から、解体もやむを得ない」

「今後は維持コストにも配慮したモニュメントを配置」とのこと。

以前の地元の方の意識調査では、存続派は67%、解体派は30%(その他3%)と存続派の方が多かったことから、現在の百年記念塔の一部をモニュメントとして配置する案もでています。

記念塔は「先人への感謝と躍進北海道のシンボル」とのコンセプトで建てられので、地域の小中学校の校歌で謳われていたり、校章の中に描かれていたりします。

引用:札幌市立ひばりが丘小学校の校章

札幌のお隣の江別市のカントリーサインにも使われています。

(※カントリーサインは、まちのシンボルと市町村名を一体化した標識で、道路のランドマークのひとつとして市町村の境界に設置されています。)

上記の理由により、思い出や象徴による存続を希望する方が多かった様です。

引用:北海道新聞

記念塔周辺

百年記念塔は野幌森林公園という広大な敷地内にあります。

周辺には北海道開拓の村(1983年開村)や北海道開拓記念館(1971年開館)、北海道博物館(2015年開館)、北海道埋蔵文化財センター(2015年開館)等がありアイヌ文化等が学べ、社会科見学等で使用されています。

最近のアイヌ文化発信のブームもあり、周辺の施設と跡地の利用を関連付けてモニュメントを制作してほしいと思います。

引用:日刊ニュース

引用:アニメハック

着工からちょうど50年目、北海道命名150年となった2018年に解体決定という、寂しい決断にはなりました。

今後の跡地利用や、未来に向けた構想に期待したいです。

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