ウォルマートが西友売却の新聞記事
今月の12日に日本経済新聞が「ウォルマートが西友売却」の記事をあげて話題になっていました。
過去の外資系スーパーでは、2005年に仏カルフールが撤退、2013年に英テスコが日本市場から撤退したことをあげ、ありえない話ではないと書いてありました。
13日の朝刊には1面見出しに記事が載るほど大々的に報じました。
でも、その日のうちに撤回しています。
ウォルマート「西友の売却は決めていない」
日本経済新聞記事
えぇー?!天下の日経がこれでいいのぉ?!
ワールドサテライトでもこの話題が入っていて、もう決定なんだなと思ってしまいました。
新聞やニュースも当てにならないこともあるんですねー。
でも、大きな新聞社やテレビ局が話題に出すってことは確定要素のある噂だったんでしょうね。
札幌市内の西友は9店舗
旭ヶ丘店 | 中央区 |
元町北24条店 | 東区 |
平岸店 | 豊平区 |
福住店 | 豊平区 |
清田店 | 清田区 |
西町店 | 西区 |
宮の沢店 | 西区 |
厚別店 | 厚別区 |
手稲店 | 手稲区 |
西友は札幌市内に9店舗があり、北海道内のそれ以外の場所には出店していません。
店舗は老朽化した物件もあり、設備投資の負担も重くなっていることも確かです。
西友の歴史概略と個人的見解
1956年に旧西武グループ、西武百貨店により分店として出店したのが始まり。
2000年に1200億円のという莫大な特別損失を計上して赤字となったのにもかかわらず、新規店舗をどんどん建設。
その後も振るわず、2007年、2008年と3度も早期退職者を募って20店舗を閉鎖。大変な時代を乗り越えてきました。
ウォルマートが西友を子会社化したのは2002年です。
2014年頃にも閉店の話がニュースにあがっていましたが、現実にはならずホッとしました。
いままでの経緯から、閉店する店舗はきちんと整理して、現在ある店舗は採算がとれる店舗ばかりなのではないだろうか。
荒波乗り越えてやっと落ちついてきたのに、今回のニュースをみてここで手放すのはちょっと違うのはと個人的には思いました。
西友ユーザーです
2010年にウォルマートカードが発行されたそうですが、私は2011年に加入しているので、結構早い時期から使っていたようです。

引用:西友公式ページ
私のウォルマートカードは利用頻度が多く、色が剥げていて汚いです(><)
2013年にネットスーパーに参入しているようですが、ネットスーパーもその年から活用しています。
そう考えると、自分はいいお客さんかも?!
毎日3%off、特定の日は5%offはかなり家計に影響があります。
今回のニュースも閉店したらどうしようって思っていました。
何年も何度も閉店の噂やニュースがあるけど、今回もとりあえずはよかった。
まとめ
今回の西友売却の話はデマだったものの、人口減の影響もあり、小売業界は競争が激化していることは確かです。
食料や日用品は生活していく上で、絶対に欠かせないものなので、そういった店舗の閉店や統合は思いの外左右されてしまいます。
来年の消費前アップやネット事業への参入でますます実店舗は統合化されていくか、閉店になっていくかの道をたどっていくのはやむを得ないのかもしれません。