改修工事期間
現在、札幌時計台はお色直し中で休館しております。
屋根や外壁の塗装が劣化していることから、塗り替えと外部改修工事を行っているんです。
時計台のお色直し期間-平成30年6月1日~平成30年10月31日まで。
でも、この改修中の間も、国内外から多くの観光客が訪れています。
そして北海道にとっては、夏の観光シーズンになります。
この時期は毎年観光客数がはねあがるんです。
改修工事をなぜこの時期にしてしまったのかは不明です。。
もう少し時期を考えて工事することができなかったのか・・疑問は残ります。
工事の開始から一ヶ月半
6月1日から始まった工事ですが、1週間程は囲いもなく普通に時計台の全貌が見られる状態でした。
6月の中頃から少しずつ足場ができ囲いができて、すっぽりと白いビニールシートの様なものに囲まれ何も見えない状態になりました。
工事看板はありましたが、写真撮影用のパネル等もなく普通の工事現場状態。
ちょっと配慮にかけているような気はしていました。
そして昨日、突如実物大のシートが貼られました。

正面部分の工事用足場に時計台の実物大の写真のプリントシートがドドンと貼られました。

木の葉が生い茂っており斜めからは、このように見えてしまいますが下の方に歴史等ついてのポスターも貼ってありました。
作業は7月11日に31枚の写真シートを6人が2時間かけて行ったそうです。
観光客への配慮がやっと見えました。

これで、工事中でも写真撮影ができそうです。
日本三大がっかり名所?!
国の重要文化財に指定されており、札幌のシンボル的存在で観光客にも人気な札幌時計台。
「もっと大きい建物かと思った!」とか「周りがビルに囲まれていて雰囲気が台無し・・」等などの声があがり、”日本三大がっかり名所”なる悪名があります。
移転案も何度かありましたが、もともとあったこの場所にというのが札幌市民の意見として多かったことから現在もこの場所にあります。
1時間毎に響く鐘の音は、とても心地いいですよ。
また、時計台のレトロな外観がビルに囲まれていることにより時を巻き戻したかのようなトリップ感が感じられるのが、心安らぐ感じがします。
おすすめは雪の中の夜の時計台。
ライトが雪に反射して、時計台の白い壁を照らしいつもとはちょっと違う感じの時計台になります。
夏もいいですが、冬も素敵ですよ。
工事期間は平成30年10月31日までの予定です。