人口増の「創成イースト」地区
「創成イースト」地区とは、どこだろう。。。
サッポロファクトリーの辺りかなと検討はつくものの、実際は「創成東ってどこ?」って思いませんか?
また、マンションってこちらもなんとなーく想像はつくものの具体的にはどこまでを指すのかわからずだったので調べてみました。
創成イーストってどこ?
北海道新聞に載っていたMAPによると
北は北7東1~北7東7(道道花畔札幌線)
南は南4東1~南5東4(国道36号線)
西は国道5号線
東は東8丁目篠路通り
の範囲のことを言うようです。
「創成東」っていう住所は無いので、地元民でもとまどいが多いと思います。
マンションの増加
札幌の中心部に近いためマンションがどんどんできている認識はあったものの、それが創成東に含まれているかどうかはわからなかったので、過去3年間の分譲マンションを調べてみました。

おそらく抜けはないとは思うのですが、わかっているだけでも3年の間に1,254世帯増えている訳です。
ファミリーマンションがほとんどを占めていると考えると、1世帯に3,4人な訳です。
10年で人口が倍になるのもうなずけます。

マンション増加の背景
創成東地区は、サッポロビール札幌工場をはじめ町工場や倉庫などが立ち並ぶ「ものづくり」のまちでした。
しかしながら、後継者がいないまま経営者等が高齢化し、開発業者に土地を売却する行為が相次いでいます。
2014年ぐらいから、札幌市まちづくり政策局を中心に地域住民によるワークショップやまちづくり勉強会が開かれ、「安全安心」「歴史・文化」「人のつながり」といったこと等を中心に街の全体のイメージや空間利用について意見交換が何度も行われていました。
札幌市が「第2次都市まちづくり計画」のターゲットエリアとしたことにより、札幌中心部に位置し、利便性があり都会的な生活をおくれる創成東地区の人口が大幅に増加することにつながりました。

創成東周辺
創成イースト地区の中心にあるのが商業施設「サッポロファクトリー」です。
ショッピング、ホテル、アミューズメント、シネマ、レストラン等が楽しめるサッポロビール工場跡地につくられた大型複合商業施設です。
工場時代のレンガ建築や巨大アトリウムが特徴で、アトリウム隣の永山記念公園でもゆっくり過ごせます。

最近では今年の8月末に、サッポロファクトリーの隣にマックバリュが新形態にてオープン予定です。
また、バスセンター駅前近くの大通東2丁目は、2017年10月に札幌市が大通東1の再開発事業に関連して取得している様です。
大通東1丁目までの大通公園延長は決まっていますが、大通東2丁目の土地活用の仕方も注目されます。
まとめ
サッポロファクトリーを初め大通りにも近く利便性はありますが、日々の食料品や消耗品等を購入する大型スーパー等が多くないので、ファミリー層にはちょっと不便ではないかなと個人的には思います。
また、この地域の中央小学校は急激な児童の増加もあり、今年50周年の節目とあり新校舎を建設中です。
今後もマンションは増えていき、それに伴い人口も増え続けていく地区です。
人口が増えていけばそれに付随して色々な店舗や施設も充実してくると思われます。


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