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「イーアス札幌」が「ラソラ札幌」に名称変更・人口増の白石区に注目!

「イーアス」から「ラソラ」へ名称変更

「イーアス札幌」は、4月28日から施設名称を「ラソラ札幌」に変更します。

「イーアス札幌」は2008年に再開発の一環で大和ハウス工業が開業しました。

オープン時は渋滞がおきるほどにぎわっていましたが、その後は客足の伸び悩みからテナントの閉店や撤退、入れ替わりが頻繁におき苦戦。

一時は全体の四分の一ほどのスペースが空きテナントとなるなどの苦境の時期があった様です。

ここ数年間は近くのイオン東札幌店との相乗効果やコメダ珈琲の北海道1号店の影響も受けたり、ボルダリングジムの知名度やチアダンスチームが全国レベルまでいくカルチャーセンター等で集客に結び付き、店舗も空き室が減少してきました。

そこに目を付けた投資会社ラサールインベストマネージメント社が2017年4月に買収しました。

ラサール社が買収はしましたが、運営はいままでとは変わらず大和情報サービスが営業を続けるそうです。

今回の「イーアス」から「ラソラ」への変更は、イメージを一新して新規テナントも誘致、施設全体の収益向上を進めるということです。

1、2階に大型物販店を誘致して更に再改装し、2019年春にリニューアルオープンも予定されています。

白石区の人口増加に注目

ラサール社が取得を決めたのは、白石区の人口が増加傾向にあることに注目したからだと言われています。

私も調べてグラフにしてみましたが、かなりの右肩あがりです。

※札幌市統計情報から毎年1月の人口を抜粋

 

マンション供給も東札幌から白石駅周辺をみてみると

「ファインシティ東札幌」2018年-62戸

「アルビオガーデン白石庁舎ステーションサイド」2018年-69戸

「クルーザーバレー白石ニューリーフ」2016年-37戸

上から京阪電鉄(株)、ミサワホーム北海道(株)、(株)フナコシヤです。

地元企業も、大手不動産会社も白石区を注目しているのがわかります。

 

さらに「コメダ珈琲の北海道1号店」がイーアスの目の前にでき、「ホリディスポーツ東札幌」は今年の4月オープンしたばかり。

保育園、小学校、中学校も近く、公園も複数あり、病院もあります。

イオン、スーパーアークス、ミスド、TUTAYA、ユニクロ、少し歩けばきたえーる(道立総合体育センター)もあります。

ファミリー層には最高な環境でとても魅力的。

周辺には「札幌コンベンションセンター」「札幌市民情報センター」「札幌市産業振興センター」「札幌市デジタル創造プラザ」等の札幌市の施設もあります。



東札幌周辺の様子

今後は、KDDIエボルバが、新コンタクトセンターを建設する予定です。

日本通運札幌東支店(白石区東札幌2条1丁目)

企業や官公庁などのカスタマーサポート、テレマーケティングなどアウトソーシングを担う施設で保育所も併設すると発表されています。

今年、6月に着工予定です。

今後ますます人口増が見込まれる地域です。

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