札幌-再開発

札幌駅周辺の整備基本構想案 2018年3月現在

札幌駅周辺は、平成2年にJR線路が高架化された後、南口や北口の駅前広場が整備されました。

でも、昨今では新幹線駅のことや外国人観光客が増加していること、現在の交通課題等の対応についてどのように変えていくか等、様々な問題がでてきました。

そのため札幌市では、「札幌駅交流先導街区整備基本構想」というものがあり、話し合いがすすめられています。

 

☆2030年北海道新幹線の札幌延伸
☆国際空港機能の強化
☆2026年冬季オリンピック・パラリンピック招致

上記に向かって、札幌駅前をどのように整備していくかの構想案です。

 

対象範囲としては、主要な交通機関やそれにともなっての開発が見込まれる、

JR札幌駅 ・南北の駅前広場・バスターミナルのある北5西2、現在は駐車場等で暫定利用中の北5西1

の17ヘクタールの範囲です。

(新幹線駅の話が確定したら、北5東1(創成川の越えた場所)も加わるかもしれません)

 

いままで事業者からのヒアリングの他、市民からのアンケート調査結果や留学生・学生のワークショップ等を行い構想を練ってきました。

 

取組の目標としては下記の4つがあげられています。

街並み形成→国際的な交流拠点、札幌を象徴する街並み

機能集積→国内外からの投資促進、観光ハブの形成

環境配慮・防災→環境・防災拠点の形成

基盤整備→国内外との連携や交流を促進・利便性整備の推進

 

考えることがたくさんありますね(@@;)

新幹線駅の位置がほぼ確定したので、これからもっと具体的になってくると思います。

この札幌市の資料はH29年2月となっていたので、大東案が決まる前にある程度想定されていたんでしょうね。

 

 

整備・検討イメージには、街路樹や大規模な緑化空間がいっぱいです。

やはり、北海道の玄関口となる場所なので、自然いっぱい緑いっぱいがいいですよね。

 

この基本構想案は、再開発交通施設新幹線道路基盤地下通路等すべての計画を平成31年(2019年)に決定させて、平成38年(2026年)の冬季オリンピックに間に合わせる模様。(※新幹線は2030年なので工事着工は別ですね)

 

9年後、札幌駅前周辺はガラリと変わっている可能性が大です。

自分の生死もわかりませんが(笑)、それまでどのように変わっていくのか見守っていきたいと思っています。

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