円山動物園にやってくる予定のゾウ達
2018年秋に円山動物園にゾウが4頭やってくる予定です。
現在はミャンマーで4頭一緒に暮らしています。

引用:円山動物園公式ページ
・雌 13歳(2003年9月12日生)
・雌(母)26歳(1991年4月28日生)
・雌(子) 4歳(2013年5月12日生)
・雄 9歳(2008年8月4日生)
(写真左側より)
ゾウ舎公開までのスケジュール
スケジュールは以下です。
平成30年夏~秋 ゾウ舎完成
平成30年秋 ゾウ導入
平成31年冬~春 ゾウ舎公開

引用:円山動物園公式ページ
円山動物園にいた過去のゾウ達
円山動物園のゾウは2007年に花子が推定60歳で亡くなってしまってから、ずっとゾウがいない状態でした。
花子が来園した1953年当時はゾウは、輸入禁止で簡単に手に入る動物ではありませんでしたが、長野県諏訪市で開催されていた「世界動物博覧会」に7頭のゾウが飼育されており、当時の園長がかけあい北海道にゾウをつれてきたのがはじまりです。
購入費は当時の価格で 193 万円、市費で購入した初めての大型動物になります。
長野県から1週間かけて貨車で到着したゾウは、市民の大歓迎を受けました。
その後、まだ2歳だったリリーが円山動物園にきたものの花子より早い1999年に死亡してしまいました。
親子の様に仲のよかった花子は、一度元気を失った様です。
そして、今回は飼育下のゾウの頭数を維持し次世代の命をつなげる動物園の役割を果たすために、花子が経験することができなかった「群れ」や「繁殖」を目的にアジアゾウの飼育を決めた様です。
建設中のゾウ舎について
ゾウ舎建設費には約 20 億円かかり、飼育代は光熱水費をあわせると年間約2000万円にもなります。
ゾウは陸上で最大の動物ではありますが、絶滅危惧種とされていおり日本国内飼育数は 82 頭(平成 26 年 11 月時点)となっています。
ただ、円山動物園は相次ぐ動物の死亡があり管理がずさんではないかというニュースも飛び交っております。動物園の職員処分等もあるようなので心配ではあります。
しかし、言い方は悪いですが汚名盤回のチャンスでもあります。
まとめ
円山動物園は1951 年(昭和 26 年)のこどもの日に北海道では初めて、全国では 10番目の動物園として開園しました。
今回のゾウの飼育は市民のグループからの、「円山動物園にゾウを呼ぼう」という3万筆に近い署名が札幌市長に提出され実現したものです。
これから札幌市や飼育環境の整備や、繁殖推進と環境ケアが求められます。
新しいゾウの飼育技術と自然に近い飼育で、私達の目を楽しませてくれると期待しています。
私達も温かい目で見守っていきたいですね。
直近では3月13日は「ホッキョクグマ館」がオープンします。
こちらも楽しみにしています。
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