札幌駅北口の再開発、住所でいうと札幌市北区北8条西1丁目周辺のことを指します。
再開発の話がでてきたのは1988年だそうです。
1991年に地権者を中心に再開発協議会ができて、2009年に準備組合ができてという経緯だそうです。
ということは、話がでてからもう29年経っているんですね(@@:)
当初の都市計画から二転三転していますが、その理由は・・
2014年(平成26年)に都市計画の決定がありましたが、事業への参画を予定していた医療・福祉施設の事業者が、建築費の高騰等を理由に平成27年に撤退を表明しました。他の医療・福祉施設の事業者をさがしてみたものの手を挙げる事業者はいませんでした。
そういったことから、医療・福祉施設から宿泊・業務施設に変更になりました。
また、隣の区域の九条小学校の保護者を対象とした説明会で日影問題で指摘され、高さ180mの高層マンション2棟を1棟に縮小、マンション販売戸数も当初の900戸から600戸に減らすことになりました。
3度目の計画変更で決まったホテル棟とオフィス棟を建設することでようやく再開発計画が動き始めました。
ホテルは、スターツコーポレーションが客室数は約300室。オフィス棟は、大和リースが参加。
そして今現在、札幌市の事業概要ではどうなっているかというと(2017年9月28日が最新)計画地を北東、北西、南東、南西の四つに区画し、それぞれに再開発ビルを建設するとなっています。
施設構成は、
▽北東区画=駐車場棟
▽北西区画=オフィス・店舗棟(RC造4階建て)
▽南東区画=ホテル・店舗棟(RC造14階建て、客室数約300室)
▽南西区画=マンション・店舗棟(SRC造50階建て、住戸数約600戸)。

こんな感じのMAPが載っておりました。
赤矢印のところは敷地内の屋根付き通路になっている様です。
建設されるタワーマンションは、地下1階・地上50階建てで高さは約180mの予定です。
JRタワーの高さ173mを超える道内最高層になるそうです!
こちらのマンションは大和ハウス工業、住友不動産、東急不動産、NIPPOの4社が合計640戸を販売する予定しています。着工は2018年度で工期は3年。
札幌駅前ということもあり、一般人には手がだせないくらいお高いでしょうねー(><)
地下道は近くの第一合同庁舎までは続いていますが、これだけ大規模な再開発となると札幌駅とつながるかもしれませんね。
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